自己肯定感 | 白い猫とワルツを

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猫と暮らす毎日についてです。

どうやったら自己肯定感を高められるのか。
これが私の中での永遠のテーマ。

自己肯定感が低すぎるあまりに分かりやすい評価を得ようと、難関国家資格を取った。合格率は10%未満。
取得直後は少し自分を認められて、こんな私でも世間に顔向けできるかなと感じられた。
そのおかげで申し訳なさと心苦しさからずっと没交渉だった両親とも和解して、今でも人並みには仲良くやれている。
でもそんなのはすぐに消えてしまった。
次はもっと難関資格を取得しようと思った。合格率は3%未満。そしたらもっと自信を持てるかななんて。

分かっているんだけどね。
自己肯定感というものは条件付きの下で存在するのではない。
自分が自分であるということに、漠然とした、根拠のない自信や満足感があるということ。
条件付きじゃないと、能力が高くないと自分を愛せないなんて悲しいけど、そういう風に生まれてしまったのだからその中で足掻くしかないよね。
正直つらい。

猫だけがありのままの私を許してくれる気がする。
一日中寝ていても、1ヶ月引きこもっていても。
世界はこの部屋だけで完結していて、扉の外には何もなければいいのに。
猫を見つめるだけの自分の人生を愛せるようになりたい。