日本人の平均寿命 男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」
日本人の健康寿命 男性が「72.14歳」、女性が「74.79歳」
「健康寿命」は、「医療や介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間の平均」を指します。
47都道府県都道府県の健康寿命ランキング
男性 1位 山梨県 72.52歳 6位 福井県 71.97歳
2位 沖縄県 72.14歳 7位 千葉県 71.80歳
3位 静岡県 72.13歳 8位 熊本県 71.75歳
4位 石川県 72.02歳 9位 宮城県 71.75歳
5位 宮城県 71.99歳 10位 三重県 71.68歳
女性 1位 山梨県 75.78歳 6位 茨城県 75.26歳
2位 静岡県 75.61歳 7位 山口県 75.23歳
3位 秋田県 75.43歳 8位 三重県 75.13歳
4位 宮城県 75.37歳 9位 福井県 75.09歳
5位 群馬県 75.27歳 10位 大分県 71.01歳
要介護認定
介護保険は、40歳になると加入し、40~65歳が「第2号被保険者」、65歳以上が「第1号被保険者」に分かれています。
年齢が高くなるほど、要介護認定を受けた率が上がっていきます。
40~65歳で要介護認定を受けている人の割合は、男女とも「0.3%」
75~80歳になると、要介護認定を受けた人が10%を超えます。
85~90歳では50%前後となり、90歳以上では70%を超えます。
認知症
グラフを見ると、年令が高くなると、認知症の有病率が高くなっていきます。
75~79歳では10%前後になります。
80代になると20%を、85歳以上になると50%を超えます。
50代からは自分の健康に関心が強くなる
20代と30代では「収入や資産」が1位になっています。つまり、一番の問題はお金です。しかし、40代になると、1位は「自分の健康」になり、50代と60代でも変わりません。40代をターニングポイントとして、自分の健康に関心を持たざるをえない様子がうかがえます。
まとめ
要介護認定のグラフと、認知症の有病率のグラフは、よく似た結果となりました。
その世代に占める割合は、75歳を超えると10%を超え、80代になると20%、85歳を超えると50%を超えます。
75歳、80歳、85歳が、変化の目安となりそうです。
自分や家族の将来像を想定するときは、「75歳を超えたら、要介護認定や認知症の可能性が出てくる、80代になったら、いつそうなっても良いように準備をしておく。85歳を過ぎたらそうなっている可能性が高いと思って想定しておく」と良いでしょう。
おまけ
厚労省から発表された日本人の死亡原因のグラフ。現在の日本人が、どのような原因で死亡しているかというデータは、自分の人生の行末を考える際にも参考となります
1位は「悪性新生物(ガン)」でした。2位が「心疾患(心臓)」、3位が「脳血管疾患」、4位が「老衰」、5位が「肺炎」となっています。
「肺炎」が3位から5位に下がり、「脳血管疾患」と「老衰」の順位が上がりました。みなさん!健康に気をつけ長生きしましょう!
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