KIMOCHI日記(過去と決別する為のリハビリ)

KIMOCHI日記(過去と決別する為のリハビリ)

俺の気持ちを誰に伝えるでもなく書きなぐる

俺の過去を誰に伝えるでもなく書きなぐる

俺が辛い時、誰にも言いたくないからここに書きなぐる。

人生は楽しい、嬉しい、愉快。

でもその後に待っていたのはただの苦しみだけ。
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ついに始まった人生初の同棲生活。僕は期待と不安でいっぱいだった。
彼女と毎日一緒にいられる期待と彼女はまだ学生だから養っていかなくてはいけない不安。

いざ生活を始めてみると全く一緒にいる感じがしない。
彼女は通学に3時間かかる短大に通い、僕は職場が変わり朝から終電まで働きっぱなしだった。
彼女の起床時間は4時半、就寝時間は21時。
僕の起床時間は8時、就寝時間は3時。
全く起きている時間がかぶらない!!

それでも毎日毎日、仕事から帰ってくると部屋では彼女が可愛い顔をして寝ている。
僕は起こさないようにそ~っと静かに本を読んだりしながら寝顔を見ては幸せを感じていた。

そうこうして彼女は1年生を終了した。
終了して春休みになって彼女は言った「短大をやめる」
僕はびっくりしたが彼女が本気で言ってきたので止める事は出来なかった。

そして2人の新しい生活がスタートした。
僕も彼女と話し合った結果、職場を変えてもう少し時間に余裕のある職場にした。
彼女は近くの喫茶店でバイトする事になった。

19歳の春だった。
僕達は幸せを感じながらお互い「いつもの」生活を送っていた。
短大に行っている彼女はバイトをしながら生活をし、僕も仕事を続けながら、週末だけでなく逢える時に会っていた。この頃から僕の部屋に泊まりに来る事も多くなった。

そんな生活をしているうちにお互いが一緒に生活をした方が楽しいんじゃないかと思い始めていた。
彼女が夏休みに入り、毎日会うようになっていた。
僕は仕事をしながら、なるべく多くの時間を共に過ごすように努めていた。
寝る時間など余り無くても毎日がとても楽しかった。
この頃から将来の夢やお互いの事を話し合いだした。

僕の夢は「飲食店」を経営する事だった。彼女は「普通のサラリーマン」と結婚したかったなんて言ってたけど、いつも最後は「あなたとなら理想の結婚じゃあなくても付いていく」と言ってくれた。
僕はその言葉を信じて、仕事を頑張っていた。


秋になり僕達はお互い同じ事で探し物をしていた。


探し物とは「部屋」だった。
僕達は夏休みに一緒に居過ぎた為、夏休みが終わり、また「いつもの」生活に戻れないでいた。
少しでも離れている事が耐えられなくなったのである。
話し合いなど1時間もしないうちに「同棲」をする事をお互い同意していた。

19歳の秋だった。
年を越しても僕の日常に変化はなかった。
いつものように働き、月に1度位彼女と逢っていた。
そんないつもと変わらぬ生活でも心は豊かだった。

それから少し経ち春を迎えた。
彼女は高校を卒業して、待ちに待った「春休み」が来た。
彼女は短大に進学が決まっていてあまり逢えなくなる。この春休みは目一杯彼女との時間を満喫しようと決めていた。
毎日毎日、時間の許される限り僕達は一緒に過ごしていた。
よく足を運んだのが新宿の御苑だった。何をする訳でもなく、ただただ過ぎていく時間を過ごしていた。
春休みの間、僕は幸せを感じながら過ごしていた。
結婚と言う言葉を意識し始めていた。

そんな時間も春休みの終わりと共に終わり、またいつもの生活に戻った。
ただ日曜日は毎週逢えるようになっていた。


18歳の春だった。
大晦日の日、僕は慌てていた。
年の終わりに何をしようか全く考えていなかった。
彼女がつまらなそうにしている顔が頭の中で想像がつく。

お昼頃に約束をして、そこから何をしようか、全く思いつかない。

結局忙しない人々と共に町の流れに任せる事にしてブラブラと歩いていた。
午後11時頃、地元の神社に初詣の為向かう。元旦を待つ人々の列に並び僕達は小刻みに体を震わせていた。
付き合い出してから1ヶ月と少し、まだ手も握らずに僕達はいた。それでも僕は満足していた。

除夜の鐘が鳴ると同時に人々の列は小さく動き出した。
そんな中、僕達は小さな声で「明けましておめでとう」と言い合った。
お参りを済ませ僕は彼女に聞いてみた。
「何をお願いしたの?」
彼女の声は小さく小さく「秘密」とだけ言い返した。

「これからどうするの?」
僕はハッと思い出すように「初日の出を見に行こう」と答えた。
向かった先は「高尾山」だった。
僕は山頂から見る朝日が好きで、過去にも初日の出を見に高尾山に登った事があった。

登山口に着き、僕は思わず言ってしまった。
「下から歩いていこう」
そのまま2人で歩き出し、坂道を進み僕は心の中でつぶやいていた「失敗した」
思っていた以上に疲れる。昼から歩きっぱなしだったのを浮かれ気分で忘れていた。

山頂までたどり着く途中に神社があった。僕は迷わず「おみくじ」を引いた。
「小吉」・・・・・・・・・・僕は心の中で叫んだ「今の俺もこれからの俺も彼女と居られれば大吉だよ」
そう僕達には将来が不安になる要素が全く無かった。

そんな事を考えているうちに山頂に着いた。
日が昇るまでまだまだ時間がありそうだ。僕達はなるべくよく見えるポジションを確保出来るように人の多く集まっている場所に入っていった。
あと1時間半、どうやって時間を潰そうかな?なんて考えながら僕達は仕事の話しや学校の話しを色々し合っていた。
話しと話しの間、30秒くらいの沈黙が訪れる、僕は何を話せばいいのか頭の中でグルグルしている。
何回かの沈黙の後、僕は前にいる彼女に後ろから優しく抱きしめていた。
その後はずっと沈黙のままだった。「日がこのまま登らなければ、ずっと抱き寄せていられるのに」心の中で時間が止まるのを願った。
初めて彼女と寄り添い合えた瞬間だった。

朝日が昇り、2人で子供のように大はしゃぎをした。お互いの冷えきった手と手を取って初日の出に感動していた。
帰りの下り道は手を繋いで歩いていた。
僕は最高の年越しを迎えていた。


18歳の冬だった。
僕は近くの高級住宅街で仕事をしていた。
彼女とは逢える時間が限られていて、悶々としてる事を誤魔化すように仕事をしていた。

約束の日、僕は1つ心に決めていた事がある。
それは「彼女の気持ちを聞く事」だった。

毎回逢う度にぎこちないのは変わらなかった。
アイススケートに行ったり、散歩したり。
そして帰る時は下町の方まで送っていき、小さな公園で話し込んで、バイバイ。

でもこの日はいつもとは別れ方が違う。そう、彼女の「KIMOCHI」を聞いてから別れる。
あの頃の僕にとっては大変な「イベント」だった。

「知り合ってから今まで俺はTに気持ちを伝えてきたつもりだけど、Tはどう思ってるの?」

「今はあなたをちゃんと見てるよ」

僕は心の中で小さくガッツポーズをした。浮かれたい気持ちを一生懸命抑えた。

それでもいつもよりは笑顔でバイバイをしてた。
帰りの電車では嬉しくて落ち着かず、ガラガラに空いていたけど立ったまま電車に揺られていた。


18歳の冬だった。
日曜日のある朝、小田急線の駅で君達と待ち合わせた。

この日は友人から彼女の紹介をしてもらうため早起きをして出掛けた。
駅に着くなり僕はちょっと唖然とした。

そこで待っていた彼女はなんと「純粋そうな静かな子」
僕は戸惑った、それまでの僕はいわゆる「チョイ悪」な子としかお付き合いをしていなかった。

どう接すればよいのか全く解らない!!
ぎこちない雰囲気が続く中、僕はドキドキしながら1日を過ごした。

その1日という短い時間で僕は彼女に引き込まれていった。

初めて味わう「ちゃんとした」恋心だった。


当時は携帯電話なんて普及もしてなくて、週に1度、緊張をしながら家に電話をした。
何も意味をもたない会話の中、僕はしきりに次の約束をする為に一生懸命だった。

そんな純愛に2つだけ障害があった。
1つは彼女にはまだ忘れられない「彼」がいること。
もう1つは僕にも「彼女」がいること。

僕の問題はすぐに解決した。軽く付き合っていたせいか軽く別れ話をしてしまった。

彼女の方は予想通り大苦戦! 忙しい彼女と逢えるだけ逢って気持ちを伝え続けた。
貧乏だった僕はプレゼントなんて買ってあげられなかったけど気持ちだけは伝え続けた。
月に1度、長い時は2ヶ月に1度位しか逢えなかったけど、僕は恋愛の素晴らしさを初めて知った。

18歳の秋だった。
結局はじめたブログ。
SNSで書けない事、友人には見られたくない俺の過去やKIMOCHIをダラダラ書こうと思う。

俺は涙の数だけまだ強くなっていない。