中国武術の力とは…8 | 青空(せいくう)のブログ

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やばいやばい…

 

凄いですね、立てこもり事件。刃物に散弾銃とか横溝正史の世界かと思いましたよ。白昼の都会から地方まで、毎日何か凶悪事件が起きる事が当たり前になってしまって、どうなっているんだ我が国は・・・

 

安全確保や住民避難も大切ですが、1人殺害された時点で即時、実力行使による対象者排除を行うべきでは?4人殺害した後では動機とか、もうどうでも良い

 

 

おっと、タイトルからズレた。懲りずに続けているこのシリーズ、何かご参考になっておりましたら幸いです

捩る力「 纏絲勁」。陳式太極拳の老架式を例に述べてきました

 

しかし近年の陳式太極拳は套路編成の関係か、伝承方法の関係か 纏絲勁を意識的に練っているように見えないですね。どちらかといえば弾抖勁(身体の中心から震える様に発する力)を強調していて勁道が見えない

 

それは青空の見方だろう。ええ、そうなんですが、なんかゆっくり動いては「ブルッ」「グネグネ」「ブルルッ」とやるのが陳式の~みたいになってて違和感が…架式も低いけど馬歩なのか弓歩なのか…そもそも弾抖勁は纏絲勁を十分練った後に行うものなのでは?文字でいうと楷書の練習をせずに草書書いているような…

 

まあ、ワタクシ専門家ではありませんので何とも言えたものではありませんが

 

 

纏絲勁を意識して練習することで全身の協調運動、また力の伝達方法を身体にインストールする。また、個人の感覚では逆手(関節技)の力を行使しやすくなる

 

背中・肩甲骨・肩・二の腕・上腕・手首・手を「各部バラバラに意識して使える」ため、どこを掴まれてもそれ以外の部位が動いて相手の逆を捕ることが出来る。判りにくいかもしれませんが、雑に身体を使っていては判らない感覚が出てくるんですね

 

下半身もしかりで、腰・股関節・大腿・膝・脛・足首・足がバラバラに意識出来るようになると、ただの「ローキック」なんかも別物になる

 

これはフルコン空手の友人と試し合いしたのですが「通常のウェイトで鍛えたパワーと青空の言う、ケイって何が違うの?」というところから、まず友人にローを蹴らせてみました。ワタクシが弓歩で立ったところへ友人がフルコン系の蹴り、膝を横に引き上げながら蹴り下ろすようにして蹴ってくる「バシーン!」という乾いた音とともにモノで叩かれたような痛み。まあ、予想通りの衝撃です。

 

今度はワタクシの番。フルコンの構えを取った友人へ、脱力し膝を伸ばしたままの脚をゆるーく振り出し、友人の膝上あたりに「ふくらはぎ」あたりでインパクト。ここから上記の通り「腰~足」まで一気に各部を順回転させながら吸着するように力を伝える「バシャッ!」という鈍い音とともに友人が崩れました。最終インパクト時には友人の膝下あたりに脛の外側が当たる状態

 

友人曰く「叩かれたというより、筋肉や骨が潰されるような痛み」で「こんな体験はしたことが無い」とのこと。力が入っていないフォームを見て油断もあったのでしょうが、素直に驚いていました。まあその後「試合出ない?」と勧誘してくるのはちょっとアレでしたが、毎日打たれ蹴られしている彼が言うならある程度の力を発していたのでしょう

ちなみに何もやってない何人かのヒトにこれやってみたら、例外なく悶絶してました…ごめんなさい

 

これはあくまで試し合いなので、こんな感じなのですが、蹴りに関しては直線的に蹴るやり方もあって、足先を外に向けて膝を上げ、足裏で相手の腹部に接触、上記のように各部を捩りながら足先を伸ばしてインパクトし力を伝えるという方法もあります、まともに入るとつま先が捩り込まれ、内臓を損傷させてしまいますので、良い子はマネしないでください。この方法は最終インパクト時に膝が曲がっていても効きますので接近してても使えます

 

何か物騒なコト書いちゃいましたが、後年二人目の詠春拳の師匠とスパーしている時にローを蹴られた際、こちらも脚に纏絲を掛けて外捩りで膝受けしていたら、蹴っていた人の方が痛そうでした。が、また「教えてない事スンナ」的なお顔になったのでヤメました

 

色々書きましたが、纏絲勁を身につけておくと攻防に様々な応用が出来るようになるよ…というお話でした

 

 

 

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