子を亡くした親は、何年経っても涙 | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

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3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。昔、白血病で亡くなった長男のことを想い出しながら、
日々の出来事や想いを明るく書いていきます。

随分前に買った、元聖路加国際病院小児科医、細谷亮太先生の絵本を久しぶりに開きました。

『なみだ』ドン・ポスコ社


永井泰子さんの絵にこころがほのぼの。



天国へ行ってしまったあの子は私の いのちだった。

私たちの幸せの日々は、もう帰らない。

心は引き裂かれ、その傷からなみだが沁みてくる。


痛い。


そして月日が過ぎるごとに心境の変化があり


遊びにきた娘も孫も帰った。

そんなとき、なみだがこぼれる。



毎日のように、こころの奥深くでそっと長男を想っています。

それを肯定されたようで、こころが和みました。