子を亡くした親は、何年経っても涙随分前に買った、元聖路加国際病院小児科医、細谷亮太先生の絵本を久しぶりに開きました。『なみだ』ドン・ポスコ社永井泰子さんの絵にこころがほのぼの。天国へ行ってしまったあの子は私の いのちだった。私たちの幸せの日々は、もう帰らない。心は引き裂かれ、その傷からなみだが沁みてくる。痛い。そして月日が過ぎるごとに心境の変化があり遊びにきた娘も孫も帰った。そんなとき、なみだがこぼれる。毎日のように、こころの奥深くでそっと長男を想っています。それを肯定されたようで、こころが和みました。