「がんではないか」、と気になっているあなたへ① | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

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3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。昔、白血病で亡くなった長男のことを想い出しながら、
日々の出来事や想いを明るく書いていきます。

随分前に、国立がん研究センターから

『がんになったら手に取るガイド』という本が出版されました。

 

当時、がんになった方に病院でお渡しする・・・・なんていう話しも耳にしたのですが、できあがってみれば分厚く詳しい本でした。

患者の手には渡らず、書店で購入!

 

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今日は、素人ですが、私の考えを書いてみます。

 

「がんかも・・・・」と思い悩みながら日々を過ごし、受診を

ためらっていらっしゃる方が、いらっしゃるかと思います。

 

その時、するべきことを素人ではありますが国のがん対策に関わった者、がん経験者として、少し書いてみますね。

 

※「がんかも・・・・」と心配しているとき、受診の前にまず、

  納得いく病院を選んでください。→難しいことですが。

※がんかどうかだけを調べてもらうつもりで受診した場合、

  万一「がん」だったときには、間違いなくその病院で手術する

  というレールに乗らざるを得ないケースが多いと思います。

  例え、その手術の手術の症例数が少なくても。

※セカンドオピニオンという方法もありますが、二人目の医師の

  意見を聞くだけで、 返事が最初の医師の元に返ります。

  セカンドオピニオンを受けた病院で手術をすることは

  出来ません。

※ある外科医から、お聞きした言葉

  「がんの手術は最初の執刀医の腕で予後が決まる」

 

ということで、病院選びは慎重にして欲しいと願っています。

次回、もう少し具体例を書きますね。