山のあなたの空遠く | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

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3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。昔、白血病で亡くなった長男のことを想い出しながら、
日々の出来事や想いを明るく書いていきます。

遠くの山々を見ていると、
山のあなたに空遠くの詩が浮かんできました。
ネットで調べると以下のように書いてあります。
 

カール・ブッセ 上田敏 訳

 

山のあなたの空遠く

幸い住むとひとのいう

ああ、われひとと尋(と)めゆきて

涙さしぐみかえり来(き)ぬ

山のあなたになおとおく

幸い住むとひとのいう

 

 

 

現実の生活ではどうしても満たされないものを感じているのだけれど、どうやら、それは「山のあなた」にあるらしい。

だから、実際に尋ねてみたけれど、

「幸い」という名の何かは、

そこにはなく、涙にくれるしかなかった。

 

しかし、あの山をもう一つ越えれば、その向こう側に「幸い」はあるというのだが……というくらいの意味でしょう。

 

ネットで調べると、そう説明が書かれていました。

山の向こうには幸せがある、と解釈していた(..;)

(間違い!)

 

 

 

私は、山と川に囲まれた静かな田舎で12才まで育ちました。

いつもの散歩道の富士見川から川下は、海に。

そして川上は山に続いています。

やはり、私は山に惹かれます。

山の向こうに幸せがあると良いな。

 

コロナ感染者数が気になります。

平常心を保ち泰然と構えたいと思いながら、凡人は数字に一喜一憂。

 

 

    遠くの山々は、霧に霞んでいました。

      土手沿いの黄色の花

     今年初めて見た、朝顔