難病の子ども(NO2) | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

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3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。
昔、白血病で亡くなった長男のことを想いながら、
日々の出来事や想いを書いています。

生きていれば、ステキでハンサムな男性になっていただろう(親ばか)私の長男は、
白血病の治療成績が驚異的に上がった、数年前に6歳で亡くなった。

あの頃は、難病だった・・・・・・。
毎日が、緊張の連続だった。

無我夢中、とにかく笑顔を願い、何でも希望を叶えてやりたかった。
最期の家族旅行は、「1度でいいから飛行機に乗りたい」という願いを叶えるために、
鹿児島へ。

周囲の風景は全く目に入っていない。(桜島だけは覚えている)
「とにかく、このまま無事に病院に帰らせたい」との思いのみ。

それから、半年後に亡くなった。

今は、難病と言われている病気も、治療方法が見つかるかもしれない。
どうか、希望を持って、元気で生きて欲しい。