国際医療の先駆け「岩村昇博士」 | ~緩和ケアやいのち、日々の出来事や想いを~

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3度のがん経験や、がんの患者さんとのふれあい。
昔、白血病で亡くなった長男のことを想いながら、
日々の出来事や想いを書いています。

40年以上も前のこと。
中学生のときに聴いた講演会のことを時々思い出す。
医師・岩村昇先生と奥さまの史子さん。
ネパールで結核・マラリアなどの予防、治療にあたっておられた。

当時のネパールは平均寿命35歳、予防医療のために山間僻地の巡回診療をしている様子やネパールでの生活をスライドを見せながら、話された。
「マヤちゃんという女の子を養女にして育てている」ということにも驚いた覚えがある。

「邪心を持たず、人のために働く」「人には優しく」「生きることは分かち合うこと」
中学生のときに、このメッセージを聞いた。

残念ながら私は主婦となり、このメッセージを生かすことができなかったが、
子育てを通し子どもには伝わったかな~。

今、HPで検索したところ、
18年間ネパールで医療活動をされた岩村博士の志を引き継ごうと、1980年に「岩村昇博士協力隊」が松山に設立され現在も活動中のようである。