
先程、〇〇〇〇〇円いただきました。それは自分の対価なんでしょうかと思うとチョッピリ寂しい感じなので弊社の封筒に経費を引いた分を入れてお渡ししました。
自分の生業は手数料商売ではなくなんか作り続ける事。そのなんかを決めつけたらそれは優雅な足かせですな。
インテリア商品売るのと、歯ブラシ、ゴム紐、亀の子たわしを売るのはどう違うのかを詰め寄ったのが10年以上前(超うちわで、たわし事件といわれる)。
出会ったころそんな暴言を言い放って、翌日退職になりかけた言葉。
たぶん自分はあの頃のまま。
さっさと上がって左うちわが、自分には魅力的では無いと気づいたのは何時だろ。
何時まで何処まで死ぬまで、夢の跡はちょっと誇りだったり後悔だったり必然だったり逃げ道だったり喜びだったり悲しさだったり。
今願うことは、うちのゴマシオ(猫)より先に召されたいという事くらい。
猫さんはそんな事で、悩んだり悲しんだりはしない。
トイレが掃除しろとか、寝るから触るなとか、起きたからなぜなぜしろとか、今の猫缶飽きたとか、チュールくれとか…実にストレート。
生き物として寿命の違いがあるのを痛感するとこですが、人間って根拠なき夢や希望を掲げるからメンドクサイ。
それはそれで素晴らしいとこですが、それは手が届かないことであった事を薄々気づき始める。
それを、後悔と片続けるのは、あまりに猫さんに失礼な話。明日の鯛より今日のチュール。
挫けることなんて、ただの我儘。
昔、奥さんに生きる意味とか尋ねたことがあった…。
かえってきた答えは、そんなの無いってこと…生き物として飯食って繁殖して排泄するだけと…
実も蓋もないけど、もともと実も蓋なんてなかったのさ。
何が実で何が蓋なのかを答えられますか?
リノベーションが必要なのは、リノベーションという商品に一喜一憂してる我ら。
リノベーションが必要なのは、真っ先に自分の価値観と時代をリンクできない自分。
自分の子供達は、そんな事なんて知ったことでないようです。
猫さんも同様のようです。







