結露は普段見えない木枠を蝕んでいます | 株式会社グリット デザイン・リフォーム・広報部 リノベーションLABO

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2007年1月にスタートしたブログですが、株式会社リノベーションLABOのブログとして運営してまいりましたが、皆様御想像通リ妙齢となり、もともと商売には向いてないこともあり、株式会社グリットのデザイン・リフォーム・広報部を務める事となりました。

 

結露で壁が傷んだので修理してほしいとのご依頼で届いた画像…。

 

内窓がペアサッシなのにも関わらず、

窓下がぐずぐず結露でこんな感じになっておりました。

PBの一部を取り除いてみました。

 

 

ウレタン断熱は50㎜でまあまあの仕様です、窓の中央が下がってきてます。

 

 

 

そのせいで矢印部分に隙間が発生していました。

 

 

ではジャッキアップしてゆがみも補正しようかと開口したら…

木枠は全滅‼

 

いきががり上、下枠を全交換。

念のため防腐塗料を塗った木材をしようしました。

 

原因は外窓で発生した結露水がサッシの下枠のジョイント部から入り込んだようです。

使用されていた樹脂枠が一体型のものではありませんでした。

 

 

無事、内窓の枠をジャッキで持ち上げ、窓の重さに耐えられるように補強しました。

エアコンで換気レジスターが塞いであるため、気休めですがエコカラットもチョッピリ貼って仕上がり。

 

今回の不具合、基本的に立地と建物自体の問題で使い方の問題でありません。

北向きの大きな窓は結露のリスクは伴います。

なんともやるせないものですが、違和感を感じたら早めにちゃんと知識のあるプロにご相談された方がよろしいです。

 

 

 

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