特徴を出すグレーの石粒大理石、石灰等の自然素材に天然着色土を加えたイタリア製天然鉱物漆喰“アンティクア”。
細かい粒子の“アンティクア1”と表面にの混ざった“アンティクア2”、2種類の素材を4種類の異なる技法で表現し微妙な素材感と色合いを描き出します。

『アンティクア』は大理石、石灰等の自然素材に天然着色土を加えたイタリア漆喰の一種です。
↑ 施工動画
細かい粒子の『アンティクア・1』とグレーの石粒の混ざった『アンティクア・2』の2種類があり、「ラマート仕上げ」・「フラッダサート仕上げ」・「ブラッシング仕上げ」・「べラチュラコロラータ仕上げ」と仕上げ方法も多様です。
アンティクアは、イタリアの伝統的クラフトマンシップが生んだ左官材です。表情には微妙な陰影があります。慎重に厚みをつけた仕上げからは、重厚感とともにほっとする優しさを感じます。施工直後よりも、むしろ時の経過と共に味の出てくる左官材と言えます。
始めはきれいでも時の経過と共に劣化し、汚れて価値の減る仕上げ材と、時の経過に従って味が出てくる仕上げ材。どちらを選びますか?
主成分の石灰は、もともと石灰石から作られますが、その石灰は、壁面に塗布して乾燥した後、空気中の炭酸ガスと化学反応を起こして徐々に石灰石に変わって行きます。つまり、天然のリサイクルなのです。石灰を使った左官材は、古代ギリシャから古代ローマへ、そして現代に至るまで使われ続けています。石灰を主成分とした左官材は、2000年以上もの実績があるのです。
石灰は通常は粉体ですが、このアンティクアの原料はペースト状です。ペースト状の石灰は、石灰石を焼いてから水に漬け、2年位熟成させて出来あがります。このような石灰の製法は、イタリアでは数百年前から行われてきた伝統的な方法であり、粉体に比べると品質が安定しています。石灰そのものの価格も、粉体に比べて10倍もするものです。
ホルムアルデヒドなどの有害成分は一切含まれていません。もちろん水性です。
石灰は構造がポーラスなため空気を通します。外装に使えば、躯体を密閉することはありません。躯体を密閉すると長い間に建物にダメージを与え、建物の寿命を縮めます。イタリアでは躯体が呼吸出来るという言い方をしています。内装に使えば、湿度をある程度調整する効果があり、結露も起こり難いです。また、原料が無機のため静電気が起こりにくく、有機系の左官材に比べると、ホコリやゴミはつきにくく汚れにくい材料です。

