ぼやいてばかりだったので、気を取り直し『EPOCA』を紹介します
。
念入りな下地処理の後、『ソットフォンドPB』という砂の入った下塗りを左官コテで扱き乾燥させます。荒めのペーパーで耳を落として、上塗りでパターン付けしていくのですが、表現方法が3通りあります。『ベネチアーノ』と同じくパテ箆でパターンを重ねていく『スパトーラ』、ブラシを使い柄を描いていく『ペンネロ』、更に左官コテで扱く『ラスティコ』です。
土の感触と色合いで落ち着いた深みと温もりのある表情を生み出します。
磨けば『ベネチアーノ』のようにツルツルピカピカにはなりませんが、艶もでます。
オープンタイムのとり方が非常にシビアな材料で、モタモタしてると乾いてしまいます。生乾きの状態でパターンを重ねなければネタがなじまないのです。
例によって国産の類似品もありますが、イタリア製が「土」の感触なら、国産は「粘土」の感触に近いかな・・・。
札幌では、昔『ROPE』というブティックの外壁に施工しましたが、現存しておりません。確か旭川の北海道東海大学(現在芸術工学部がなくなったらしい・・・)の別館の大野先生の研究室に施工しにいった覚えがあります。(・・・実は母校その一)あと、設計事務所・アトリエ・アクさんの事務所にちょこっと施工したかな・・・
。
