今日は5、6年生の2クラスがスポーツで1/3ほどいなかったので。。。
この学校では初めて直接法で教えてみました
まずは生徒たちに日本語オンリーの授業について説明
生徒全員の了解を取った後、
アーユーレディイーーー
で始めました
今日は新しい単元。。。色について学びます。
と言うとポカンとされるのはわかっているので、
今日は新しいトピック。。。色です。色は英語でカラーです。
と言い換ええぇ、colourはもちろんコテコテのカタカナ英語で言ってやりましたよ
日本語のノートの真ん中に線を引いて、左側にcolours in English、右側にcolours in Japaneseと書かせて、YouTubeビデオを見せて聞き取り
英語で先に何色かを確認してから日本語を。。。と思ってたのに、2つ同時に書き取ってる子が結構いて、こっちがビックリ
おぉお、この子たち、私の期待以上じゃん
その後フラッシュカードで赤、青、黄色、緑を練習して、ゲームを
私がフラッシュカードを正しく読んだらフリーズ、間違って読んだら立つ、というゲームだったんだけど。。。
フリーズできず、頭を動かして周りを確認しちゃう子が続出
「⚫︎さんと⚫︎くんだけ完全にフリーズしてました。みなさん、頭を動かさないで。」
文句が出るたびに、同じことを言って、3回ぐらい押し問答の結果、やっと理解してもらえました。。。
頭を思っきしシェイクしたから、微妙にクラクラしたわ
次は学んだ色を使って、ハウスカラーを日本語で言う練習
「〜はーです。」という文型はすでに知ってるので、「トンプソンは青です。」という文章はすぐに言えるようになりました
その文型を練習するゲームをして、次はワークシート。
余った時間にできる子用のワークも全部した子もいて。。。
最後に今日のsuccess criteriaだった「自分のハウスカラーを文章で言えるようになる」ができる人〜って聞いたら。。。
全てのハウスカラーが言えるようになっててコレまたびっくり
えぇ、月曜日に英語で同じことを教えた2クラスと進度や習熟度は全く変わらず
人数が少なかったとはいえ、大成功じゃね
実は授業の様子をiPadに録画してたんで、放課後見返してみたんです
うんうん、みんな頑張ってる
子供たちに直接法で教えるには
教師と生徒の信頼関係
生徒たちの忍耐力
絶対理解してやる、という強い信念
授業のルーティーンが明確なので、ある程度予測がつく
教師の指導力(語彙の制限など)
などが必要なんですが、今年の5、6年生のクラスでできそうなんはこの2クラス。。。残る1クラスは1人自閉症の子がいて、拒絶反応を起こして手がつけられなくなる可能性アリ、もう一つのクラスは残念ながら忍耐力がなくて「わからーん!」とすぐ投げ出されて、おそらく失敗する。。。
うん、この2クラスでいい噂を広げてもらって、あとの2クラスも直説法で学んでみたいと思ってもらおう
授業の最後に感想を聞いたんですが。。。
- 全くわからないと思ったけど、案外理解できた
- この授業を受けて、わからないことに対する恐怖が薄れた
- 全く分からなかったけど、みんなの真似をしたらなんとかなった
- 今までで一番いい日本語の授業だった
とポジティブなものばかり
小学生を教えるのも楽しいなぁ受験がない分、ある程度自分の好きなことを教えられるし、生徒たちの新たな潜在能力に気付くと、すっごくうれしくなります
どこまでこの子たちを伸ばせるんだろー