ご存知、私の伴侶は鹿児島出身の薩摩隼人
海外在住邦人には珍しい「現地で出会い、現地で結婚(日本の婚姻届けは領事館を通じて提出)というパターンです
海外に住んでいたら、自然と国際恋愛→国際結婚になるのではと思われがちなんですが。。。
世の中には「国際結婚」「ハーフの子を持つ」という夢を抱いている人もいる。。。というか元々、私もそういうタイプでありまして当時24歳、意気揚々、日本人の全くいない地域(メルボルンから約350キロ)に移住しました
しかし。。。その環境に身を置けばおくほど、日本が恋しくなりましてというのも日本語を理解してくれる人は皆無、アジア系は医者と中華料理屋さんの家庭のみ、アフリカ系は1家庭のみ。。。他は全員白人系日本人がいない理想だと思った環境は私にとっていつまで経っても「外の世界」であり、「ウチ」に入ってくることはなかったんです。なんせ住み始めて衝撃だった質問は。。。
日本人ってサムライ刀持ち歩いてるの
日本人男性って未だにチョンマゲなの
普段でも着物を着ているの
の3つえぇ、この人たちは明治初期の日本を想像しているようでした
それ以外にもストレスに感じることが多々あり。。。
肌の色が違うと似合う色も違う。。。私に似合う色が売っていない
自分が弱った時、欲するものが簡単に手に入らない
ほっとするものや食べ物がオージーと全く違うのがストレス
昔の話題(学生時代に流行った芸能人や映画)の話になるとチンプンカンプン。1人孤独を感じる
家では日本語環境and日本文化でゆっくりしたい。。。という想いが強まり、パラボラアンテナを設置してNHKを視聴したり(設置した業者が繋いだのは韓国のKBSだったというオチあり)、家電を日本から持ってきたりして、精神の安定を図っていたのですが。。。
こういったことが積もり積もると、恋愛や結婚はこういった違いをあまり感じないであろう、日本育ちの日本人がいいな、と思うようになりました
ただ、ほぼ白人しかいない田舎町で、日本人なんか見つかるのか。。。
ちょうど同じ頃、同僚で「婚活」をしていた人が2人いて、私も混ぜてもらうことに
毎日のように「理想の相手」について熱く語り合った結果。。。
1 労働意欲があること
2 学歴や収入は問わないが、私たちより低くてもそれにコンプレックスを持つ男はダメ
3 容姿は問わない。ただし生理的に無理なのは後々響くので、そこらへんの感情は大切にする
4 one girl man, つまり一途である
5 踏み込んではいけない境界線を知っている
という5つの条件に絞って、「いい男探し」をした結果。。。mixiという網にかかったのがダンナ氏、というワケです
えぇ、家事をしない、人使いが荒いなど、欠点もある彼ですが。。。今のところ上記の5つは満たしているので、ヨシとしないとな
以上、私が結婚相手に日本人を選んだ理由でした