昨年末から試しているのが、樹脂製の「割れにくい」「熱くない」食器だ。
それも普段の食卓で使える、(ある程度の)ファッション性を備えたもの。
同様の意味で金属製も注目だが、今回の時点で試しているのは、樹脂製のもの。
このきっかけはと言うと、
昨年、2019年からの右手指のしびれ(怪我による)が悪化した時期があり、
ついでにちょっと酔ってもいて(苦笑)
うどんだかをこぼし、食器も割ってしまったことだ。
こぼさずとも、薄手のラーメン向け器などは、アツッとなることが多い。
また、自宅(数年前より実家に戻って、父と生活している)には様々な陶磁器が有るのだが、
これはまさに昭和やバブル期に親が買ったもの。
捨てずとも、新規に買うものはシンプルライフに戻りたい、という意味もあった。
最近注目か?
樹脂製食器は、通販でも、かなりの数が出ており、注目と言える。
子ども用や弁当箱ではおなじみだし、給食や病院食でもよく使われている。
ただ、自宅で、それもやや装飾性をもたせた大人向けというと、あまりなかったんではないか。
通販のものは、保温性にこだわって二重構造とするなど凝っており、
レンジや食洗機対応も多い。
うどんやラーメンに使うものでは、だいたい1000円ぐらいはする。
ひとまずセリアで、ポリプロピレン製を中心に数枚買ってみた。
左のはメタクリルスチレン。
メリット
・運ぶ際に軽い。
徒歩や自転車で簡単に運べる。買った際の梱包にも時間がかからないか、不要。
・洗いもの、食器棚にしまうのも簡単
こうしたシーンでも、エネルギーを使わず、他のことに回せる
・安い
通販では、高い保温機能を持つものや金属製などで、5000円クラスのものも有る。
ただ全般に、陶磁器のような芸術品的要素は薄いので、100円ショップはもとより、
1000円ぐらい出すとしても、そんなに高いということは感じない。
・音が小さい
朝早く、あるいは夜遅くなどに洗いものをせざるを得ない場合、
かなり気をつけていてもガチャ、ガチャリと音が出てしまうことがある。
樹脂製食器では、こうした音が大変小さい。食器棚にしまうにしても静か。
万が一落とした場合でも、割れないだけでなく音が小さい。
スプーンや箸まで樹脂製とすれば、より静かになるだろう。
入院していたとき、とにかく食事時間が静かなことに驚いたが、
これは皆あまり喋らず静かに食べているってことだけではなく、食器のせいもあったんだろう。
・洗剤の良し悪しがわかる
デメリットでも有る。どうしても汚れやすい面があるため、漫然と買っていた洗剤チョイスが変わった。
洗い上げても、どうも油のヌルヌル感がなかなか取れない洗剤、スッキリするもの、とわかりよい。
・引っ越しが簡単
割れないし軽いから、引っ越しがあっても、簡単だろう。
僕自身、また一人暮らしに戻ることも視野に入れているため、このメリットも大きかった。
また良かれ悪しかれ、陶器ほど思い入れが生じづらく、精神的な断捨離ともなる。
・処分する際も、ラク
傷などが目立ってきて捨てざるを得ない場合でも、集積所まで重いものを運ぶ必要はないし、
バラバラに割れてしまって出すことが危険、というケースもないだろう。
大きな音が出ないのも、もしもの処分時、利点となる。
・割れない、熱くない
これは当たり前だが、安心感がやっぱり違う。
ただし、誤って踏んだりすればそれはもちろん破損するわけで、過信は禁物だろう。
デメリット
・汚れやすい
どうしても細かい傷がつきやすく、極端な話一度目の使用から汚れやすさを感じる。
コーティングが施されていても、その下地自体が弱いから、強いコーティングができないのだ。
これは、子ども用食器や弁当箱を考えればわかると思う。あるいはメガネ。
・アツアツ感、ひんやり感が伝わらない
こればかりは、熱くないというメリットとトレードオフと言うか、仕方ないと思う。
熱いものを入れても口は「あったかい」程度となってしまい
器に口を付ける習慣が普通な日本人としては、これは「トータルでの美味しさ」を考える上で、大きいポイント。
キンキンに冷えたサラダ等でも、ちょっとイマイチだ。
口を器につけなくても、器から手に冷たさが伝わらないし、
冷えた器から伝導してフォークやスプーンまでもが冷える、という要素も少ない。
・軽すぎてびっくりすることがある
同じような陶器製食器と重ねて置いたりすると、樹脂製だけ軽くて、びっくりしてしまうことも。
柄や色で区分けすることで、これは防げるだろう。
・来客や料理写真などで、器でごまかせない
器がはなやかだったり可愛かったりすると、料理の見栄えが今一つでも、
何となく全体としてはきれいに見えることがある。
とりわけ色柄に飾り気の無いような樹脂製食器ではそれが難しい。
・電子レンジに対応しない、対応していても制限がある
電子レンジ対応のものも多いが、使い方に制限がある場合も多い。
料理用(盛り付けではなく、調理中のレンチンなど)として、
安心してレンジにかけられる陶器製の器もいくつかは有っていいなと思った。
熱さ防止の点で有効だと思ったもの
・ラーメン、うどん、かけそばなどに使う食器では、効果が大きい。
僕は益子焼(素朴で分厚い)もよく使っているが、薄手の食器での「アチチッ」はかなり防げる。
・お湯のみも、有効。
コーヒーカップ、ティーカップは持ち手があるため、陶器でもそう熱くはないケースが多いだろう。
・煮物用
・スープ用
アツアツのスープでも、無理なく運べて、ラクに食べられる。
・味見用
調理中の細々した味見でも、気楽に使える。
この場合ではやや薄手のものが使いやすい
(厚いと、煮物などをお玉で器に移して口につけた場合、味の感覚が邪魔される)。
スープ系パスタでは有効。
・カレーやチャーハン、ピラフ等に使う皿
・ご飯用の器
お粥などではまた別。
※熱くないという意味では、味噌汁用など、木製ももちろん良い。
左は益子焼。
試してみて損はない
主に樹脂製の割れにくい食器、熱くない食器、これは試して損なし。
特に手指の問題や、高齢であるなどのことがなくても、1,2枚試してみると、色々なメリットも感じられるし、
逆に陶器やガラスをあえて選ぶケースで、それらの良さがどこにあるかも、見えてくる感じがある!



