前回は薬物療法だけで終わってしまったので、今回は薬物療法以外の治療についてまとめます
休養
刺激の少ない環境のもとで静養させることが好ましいので、軽症の場合は自宅での療養をすすめます。
しかし、本人は軽躁状態のうえに病識(病気である自覚)がないので家では安静が保たれないことがあります。家庭内や外出先でさまざまな社会的逸脱行為を起こして家族や職場その他の関係者に迷惑をかけることも少なくありません。こうした場合には、あるいは治療に拒絶的(服薬せず、医師の指示にも従わない)であったり、逸脱行為のため本人の将来に不利を招くことが懸念されたりする場合には、保護と治療を目的に入院が必要となります。
光療法
日照時間に関連してうつ状態(躁状態)となる季節性気分障害(とくに冬季うつ病)が適応となります。通常の室内の光は200~400ルクスですが、光治療室はベッドの上で5000ルクスという強い光を浴びることができます。通常は朝6時から2~3時間の照射を数週間続けます。
また、「毎日朝日を30分浴びなさい」と療養指導される医師もいます。
認知行動療法
主にうつ状態の患者さんの認知の歪みに注目しながらその歪みを修正していく治療法です。「思考記録表」(五カラム法)などを用いて物事の受け止め方を変えていく治療法です。患者さん主体の治療となり、ある程度の根気と持続力が必要です。
修正型電気痙攣療法(m-ECT)
薬物療法でなかなかよくならない場合に施行が考えられる治療法です。
全身麻酔をかけ、こめかみから数秒間弱い電流を流します。1回の治療は30分程度でこれを週に2~3回、数週間続けます。
ほとんどの場合、入院して行われますが、中には最初の数回だけ入院して行い、後は外来通院で行っている病院もあり、自立支援制度を利用している場合は月の限度額まで治療費を払えば残りは無料で治療してもらえる、ということになります。
疾患教育
再発を予防するため、服薬の継続の重要性とストレス管理についてよく理解してもらう。
また、家族へも疾患についてよく理解していただく。
参考文献
躁うつ病はここまでわかった
うつ病新時代―双極2型障害という病 (精神科医からのメッセージ)
こころの病気を知る事典 新版
心の病気と薬がよくわかる本
休養
刺激の少ない環境のもとで静養させることが好ましいので、軽症の場合は自宅での療養をすすめます。
しかし、本人は軽躁状態のうえに病識(病気である自覚)がないので家では安静が保たれないことがあります。家庭内や外出先でさまざまな社会的逸脱行為を起こして家族や職場その他の関係者に迷惑をかけることも少なくありません。こうした場合には、あるいは治療に拒絶的(服薬せず、医師の指示にも従わない)であったり、逸脱行為のため本人の将来に不利を招くことが懸念されたりする場合には、保護と治療を目的に入院が必要となります。
光療法
日照時間に関連してうつ状態(躁状態)となる季節性気分障害(とくに冬季うつ病)が適応となります。通常の室内の光は200~400ルクスですが、光治療室はベッドの上で5000ルクスという強い光を浴びることができます。通常は朝6時から2~3時間の照射を数週間続けます。
また、「毎日朝日を30分浴びなさい」と療養指導される医師もいます。
認知行動療法
主にうつ状態の患者さんの認知の歪みに注目しながらその歪みを修正していく治療法です。「思考記録表」(五カラム法)などを用いて物事の受け止め方を変えていく治療法です。患者さん主体の治療となり、ある程度の根気と持続力が必要です。
修正型電気痙攣療法(m-ECT)
薬物療法でなかなかよくならない場合に施行が考えられる治療法です。
全身麻酔をかけ、こめかみから数秒間弱い電流を流します。1回の治療は30分程度でこれを週に2~3回、数週間続けます。
ほとんどの場合、入院して行われますが、中には最初の数回だけ入院して行い、後は外来通院で行っている病院もあり、自立支援制度を利用している場合は月の限度額まで治療費を払えば残りは無料で治療してもらえる、ということになります。
疾患教育
再発を予防するため、服薬の継続の重要性とストレス管理についてよく理解してもらう。
また、家族へも疾患についてよく理解していただく。
参考文献
躁うつ病はここまでわかった
うつ病新時代―双極2型障害という病 (精神科医からのメッセージ)
こころの病気を知る事典 新版
心の病気と薬がよくわかる本