親子 | ひきこもりのブログ

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20代のひきこもりです。



引きこもりで人と接するのが苦手でも家族相手なら喋れるという人の方が多いですよね。

私は家族相手でも喋れません。母親相手に喋るときも、初対面の人相手に喋るときも何も変わりません。(父親は訳ありで顔を会わせるのもきつい)

引きこもっていることの後ろめたさがあるので、むしろ親を相手にする時の方が怖くて緊張して喋れないかもしれません。



まあ、引きこもる前から似たような感じではありましたけどね。一緒に暮らしている親に人見知りのようなものをしていました。


親にはすごく感謝しているけど、親子間の親密性というものは殆どないです。

生年月日も趣味も特技も何も知らないし、話しかけることもかけられることもないし。



ひきこもり支援センターに初めて行ったとき、「ご本人が自分で電話して自分1人で来てくれるのは珍しいんですよ」といわれました。

確かに廊下ですれ違った職員以外の人たちはみんな保護者っぽかった。

自分じゃ何をどうしたらいいかわからなかったから機関に頼ろうと思ってセンターに行ったわけですが、なんだか悲しくなりました。

私は母に「自分で考えろ」とはっきり言われた身なので。


当時は携帯を持っていなくて、何も調べられないし本当にどうしたらいいのか分からなかったから勇気を振り絞って母に助けを求めました。

でも自分で考えろと言われてしまったので母の携帯を借りて支援機関を調べて電話してから自力で行ってきたんですよ。

そりゃ悲しいです。

センターに発表会みたいなのを見に行ったときにも、保護者っぽい人を何人も見かけて、内心羨ましいなと思っていました。


いい歳して養ってもらってるし、今は携帯も使わせてもらえるようになったんだから親には充分甘えてることになるけど、そうじゃなくて、なんというか…


何をするにも独りなのって辛いなぁってたまに思います。

最近それでずっと気持ちが重たい。