奈良 元興寺 | ヒロイズムのブログ

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周囲を民家に囲まれてこじんまりした雰囲気ですが1300年の歴史を持つ寺院で世界遺産です。歴史ある寺院が民家の一角にある所が古都奈良散策をしていて面白い所です。

6世紀に蘇我馬子が創建した飛鳥寺を平城京に移して造営したのが元興寺です。伽藍の中心部は平安時代以降徐々に衰退していきましたが12世紀頃から極楽坊とよばれていた僧房の一郭が浄土教の念仏道場として庶民信仰を集めて栄え発展しました。

  

元興寺 極楽堂 智光法師が感得した智光曼荼羅をご本尊とし寄棟造に大改造された国宝のお堂は元興寺最大の見所です。寺院の境内が観光客で混みあっていないので極楽堂を見ていると落ち着きます。

  

  

元興寺 禅室 僧侶が日常の生活を送った場所で国宝に指定されています。学修した官大寺僧坊の遺構でのちに客殿や学校の校舎としても使われてきたお堂です。落ち着いた静かな雰囲気で僧侶が学ぶのに適している気がします。

大きな石やお地蔵様、石像が寺院の境内に広がっています。圧巻の景色です。

  

  

    

  

石塔・お地蔵様が並ぶ浮図田(ふとでん)は圧巻の景色です。石塔などは元興寺が荒廃した時期から境内にある石舞台の上に置かれていたもので昭和63年(1988)に整備されました。浮図とは仏陀のことで浮図田とは仏陀を表す仏像・仏塔が稲田のように並ぶ場所を意味しています。

  

境内には小さな社殿もありました。

  

  

散策していると気持ちが落ち着きます。日本の寺院の良い所が凝縮されています。

  

境内では様々な花を見る事ができます。四季折々違った景色が見えます

  

かえる石 江戸時代に奇石にまつわる話を集めた雲根志に大阪城の蛙石として載せられるほど有名な石でした。

古都奈良の寺院の落ち着いた雰囲気に魅せられました。

奈良市内をもう少し散策します!!!