筆者は京都の寺社と合わせて庭園が好きです。京都は枯山水、池泉回遊式庭園などがたくさんあります。庭園だけに絞って旅行しても制覇できません。
神苑 東・中・西・南の4つの庭からなる広大な池泉回遊式庭園です。明治の有名な造園家7代目小川治兵衛の手によるもので日本の造園技法を結集して作庭されました。
春の紅しだれ桜、夏の杜若(かきつばた)・花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と様々に姿を変える自然美を楽しむ事ができます。平安神宮を訪れると社殿に目が行きがちですが追加料金を払い神苑を見ると平安神宮のイメージが変わりさらに有意義な時間を過ごせます。
入ってすぐに視界に入るのが紅しだれ桜です。訪れた時は季節ではなかったため咲いてはいませんでした。木々の間の池と合わせてシーズンは綺麗なんだろうなぁ。
庭園を進むと古びた電車???なぜ???
チンチン電車 平安神宮の創建と同じ明治28年に京都市内に敷設された日本で初めての電車。その縁の深さから廃止になった年からこの一角に展示されています。大正7年に京都電気鉄道から京都市電に吸収合併されてそれまでのN52番から2番へ改番されました。庭園と古びた電車の組み合わせも面白いです。
庭園から見る社殿も素晴らしい!!!続く