いよいよ、円錐切除術が始まった。


とはいえ、よくあるように視界はカーテンかタオルのようなもので遮られていて、何も見えないキメてる


手術室にあるキャビネットのガラスに、ほんのりと先生の姿が見えたが、目の悪い私にはよく確認できなかった。


手術中のライトも下半身側にセットされているし、天井などを見ても私の手術姿は確認できない。


先生の話では手術時間は20分くらいとのことで、すぐかと思いきやこれがまた長く感じたショボーン


器具の音や先生の声が時々聞こえるけど、基本は何をしているのかわからない。

もう切ったかな。

もう終わるよね。

そんなことばかり考えていた。


何もすることもない、意識がハッキリする中で、定期的に動く右腕の血圧計の締めがキツくて手が何度も痺れ、点滴をされている手は小刻みにピクピク震えていた。


途中、焼けるような匂いがした時に「あ、今切られてる!」と確信不安

耐えられない匂いとかではもちろんなく、お肉を焼いてる匂いと似ていた。


ちなみに、痛みはもちろんない。

ただ、ぐっと押されてる感じは何度かあった。

体がグイッと動くくらいの時は、多分ガーゼを詰めていた時かな?


そして、手術終了。

手術時間を示す時計が動いていたが、目が悪くて見えないチーン

多分先生の予告どおり、20分くらいだったと思う。


終わった…えーん


恐怖だった手術という壁を乗り越えた安堵感で、とにかく一山越えた気持ち。


先生がホルマリン漬けの切り取った子宮の一部を見せに来てくれた。


へ~、いろいろ説明してくれたけど、目が悪いからあんまり見えなかった笑い泣き

これをこれから病理検査にだし、2週間後に結果がわかる。


手術を終えると、看護師さんが手術着をサッと装着してくれて、「寒い?」と言って毛布をかけてくれた。


正直、この時、寒いのかどうかもよくわからなかった真顔


先生たちは去り、おそらく器具なども片付けられて、シーンとした手術室で看護師さん2人と私で10分くらい安静タイム。


容態急変しないか、しばらくここで様子を見ないといけないのだろうと悟った。 


やがて手術室での安静タイムも終わり、先生達が再び現れみんなで持ち上げてベッドへ移動ふとん1


頭を激しく動かさないよう麻酔科医が私の頭を支え、看護師さんにも雑に動かさないよう注意をしていた。


脊椎麻酔後に、激しい頭痛が起こることがあるので、それを起こさないための指導だと思われる。


ベテラン麻酔科医、頼りになりますお願い


そして、手術室からベッドを動かし移動開始。

手術室の外には夫が待っていて、なんか声かけてくれたけど忘れた照れ


看護師さんが「シバリング始まっています。」というのが聞こえた。

多分私の手の震えのことだなと、冷静に解釈。


この寝たままベッドで移動が揺れる揺れる。

カーブで曲がるし、もうこれだけで酔うオエー


無事に病室に戻り、再び心電図やらつけられて、もちろん足はまだ全く動かない。


だから、今のところ痛みはないけれど、麻酔が切れてきたら痛むのかなーという怖さもあった。

下半身には電気毛布がかぶせられていた。

電気毛布を暑いと感じないということは、やはり私は寒くて震えていたようだ不安


ここからは、看護師さんが頻繁に熱と血圧をはかりにきて慌ただしく、ずっと仰向けでつらく眠ることもできない。


このあと、脊椎麻酔が切れてくる喜びと共に、痛みと違和感に支配される時間が始まるのだった笑い泣き