さて、仕事で関空に降り立ったわけですが、JRで30分くらい乗って最寄りのJR駅に到着したところで、仕事の予定が延期になったと電話がありました。
この日はこの1件の仕事のために、飛行機に乗って大阪に来たのですが・・・。
ということで、すでに大阪に用はないのですぐに東京に帰ります。仕方のないことではあるのですが、考え方を変えれば
会社の金で修行
しているようなもんだなと、1人にやけながらどうやって東京に戻るか考えます。地理的には関空に戻るのが一番早いのですが、ちょうどいい時間に羽田行きの飛行機がありませんでした。
であれば少し遠いですが伊丹に行くことになるのですが、乗換案内で伊丹到着の時間を見て、1時間くらい空港に滞在できる便がありました。まあ、伊丹発羽田行きは毎時0分発なので電車の時間さえ調べればそれで済むことであるのですが、結論、13:00の便に変更しました。
しかもこの便、最近国際線の復活に伴い、国内線での運用が少なくなった78Mでの運行でしたので、プレミアムクラス狙いとも合致したなかなかタイミングのいい便でした。
ちなみに、関空からの羽田便は、11:00のあと14:15と3時間以上も間が開くのと、件のJR駅でリスケの連絡を受けたのが10:30ということで最短でも14:15の便であったため、遠い伊丹ではありますが1時間くらい短縮できた感じです。
さて、会員向けの保安検査場はすぐにスルーでき、ラウンジに向かいます。あまり食べないようにとは思いましたが、
以前から気になっていた抹茶?のマーブルミニ食パンをいただきました。なかなかの美味でした。
この日の伊丹は台風の影響なのかわかりませんが、いつもとは逆の滑走路14R/Lが使用されていました。だからどうということはないのですが。
さて、私の乗る13:00の便ですが、遅くとも12:20くらいには伊丹に到着しないと定時には出発できないと思うのですが、12:30くらいになってもB787の姿がスポットにありません。
どの辺をうろうろしているのかと思って、フライトレーダーを見てみたら
奈良の山でホールドされらているようでした。これは遅延確定ですね。
ちなみに別の伊丹到着機もホールド。
それにしてもお昼の飛行機が少ない時間帯になんでホールドさせられているのかよくわかりませんでした。ひょっとして滑走路がクローズ?と思って外を見てみますが、そういった様子もなかったので謎ですが、もしかするといつもと逆の滑走路を使うことで何か飛行機の間隔がいつもより広くないといけないとかそんなことがあるのでしょうか?まったくわかりませんが、私の乗る便が遅延することだけは確かなようです。
奈良の山中で3周ぐるぐるしたところで、ぐるぐるを離脱しました。そしてその離脱を待っていたかのようにラウンジに15分遅延のアナウンスが入りました。
とても15分の遅延で済むようには思えなかったのですが、いつも伊丹はそんな感じで新しい出発時刻をアナウンスされる印象です。あっ、伊丹に限らない印象です。
さて、15分の遅延ならそろそろ飛行機が到着していなくちゃいけないなと思って外をみるもまだB787の気配がありません。ちなみにこの日の機材はどうやら特別塗装機のグリーンジェットみたいなので、いればすぐにわかります。街中で林家ペーパーを見つけるくらい簡単です。
で、もう一度フライトレーダーを見てみると、
ゴーアラウンド
してました。
もう一回着陸の列に並び直して、
無事到着です。安全第一です。
結局50分遅延での搭乗案内となりました。
行き先の下に書かれている黄色い文字
搭乗券をご準備ください。
黄色のレシートは不要です。
これ、羽田の出発時にもアナウンスがされていました。保安検査を通過するときに出てくるあの黄色い紙ですが、繁忙期に普段飛行機に乗らない方が、あの黄色い紙で改札を通ろうとして、
GS:あっ、それじゃないです。
客:えーっと、どれどれ?
みたいなやり取りが毎便繰り広げられ、それによって搭乗が滞り、微妙な遅延がフライトごとに積み重なっていった結果、夕方頃になると特段のトラブルがないにも関わらず出発が30分くらい遅れるという不幸となってアウトプットされるんだろうなと想像してしまいました。
ちなみに「レシート」というのは直接的には「受け取る」という意味なので、「お金を受け取った証拠として発行されるもの」という認識を私はしていましたので、保安検査票のことを「レシート」というのはすごく違和感があります。何も受け取ってねーし。
多分ですが、スーパーなどで受け取る「レシートのような紙」という意味で「レシート」と言っている(書いている)と思うのですが、ちょっとどうなんでしょうかね。まあ、伝わればいいということでしょうか。
航空会社からすれば乗客全員がスムーズに改札を通過できれば、案内の目的は十分果たせているので、言葉として正しいかどうかよりも乗客に伝わるかを優先するその姿勢、私は嫌いではありません。
そんなこんなで、改札近くの窓際で搭乗時刻を待っていると、隣にいた20歳くらいの女の子(1人客)がGSさんから何やら説明を受けています。興味津々、お耳ダンボでそのやりとりを聞いていました。
GS:
羽田空港での乗り継ぎですが、通常の乗り継ぎ必要時間が確保できないため、デルタのミネアポリス便に乗れるかどうかはわかりません。
女の子:
乗れなかったらどうなるのですか?
GS:
基本的にはチケットを買い直していただくことになります。
トリプルセブン心の叫び:
鬼!振替便手配してあげなよ。
GS:
これから羽田のデルタに問い合わせをして乗れるかどうか確認をします。その回答が伊丹からの便が出発するまでにくるかどうかわかりません。伊丹を出発しなければ旅程開始前の変更ということで改めて全旅程を変更することが可能ですが、伊丹から羽田への便に乗りますか?
トリプルセブン心の叫び:
こんなすごい2択を20歳の女の子に即決しろと迫るGSさん鬼!まあ、出発時刻も迫っているししょうがないけど。それにしても同じアライアンスの航空券ならなんとかしてくれただろうになあ。スターアライアンスととスカイチーム。そりゃなんともならんわな。
女の子:
・・・
GS:
では、とりあえずすぐに確認にいってきます。
女の子(どこかに電話):
(なんか、飛行機が50分遅れて羽田で乗り継ぎできないかもしれない。今確認してもらってる。)
GS:
確認取れました。出発の30分前(15:50)に搭乗ゲートに来てくれればOKとのことです。それでもかなりタイトな乗り換えですが、羽田行き乗りますか?
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この便ですね。伊丹から予定通り出発できたとして羽田到着が15:00過ぎ。T3への移動と出国審査なども加味すると白バイ先導付きで関係者車両で空港敷地内を爆走するしかないんじゃないかと思ったのですが、
GSさんは「ターミナル間の無料バスが10分か15分おきに出ていて」とか説明しています。いや、そんなん乗ってたら間に合わんよ。
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話は戻って羽田行きに乗るかどうかの選択を迫られた
女の子:
・・・はい。
トリプルセブン心の叫び:
おお!了承した!行きますか!羽田ダッシュだ!アキレス腱よーく伸ばしておきな。
GS:
乗り継ぎが少しでも早くできるように、なるべく前方席に変更しますね。
トリプルセブン心の叫び:
まあ、伊丹でできることってそれくらいだよね・・・
さて、なんとか案内通り50分遅れの13:50にドアクローズはしたのですが、その後プッシュバックまで少し時間がかかり、誘導路でも止まって何かを待っている感じでした。そしてフライトレーダーによると実際の出発時刻(多分離陸時刻なので、時刻表の出発時刻とは恐らく違うものです)は、14:24でした。
そう、本来なら羽田到着時刻です。
もっというと、そうとわかっていれば関空から14:15の便に乗ってもよかったなあ。まち時間は長いですが、空港探訪はむしろ望むところ。しかもあまり行かない関空。ラウンジはANAJAL兼用でちょっとイマイチですが、あまり行かない空港というのはそれだけでテンション上がります。
っていうか、
女の子の乗り継ぎが気になって仕方ありません
さて、話は戻って離陸後は揺れもなく順調に飛んでいて、お食事たーいむ。メゾンカカオがゆず味なのがとってもラッキー。
中身はいつも通りですが、美味しくいただきました。
以前CAさんから「10日ごとにメニューが変わる」と教えていただいていましたが、いっときはやったアハ体験かと思わせるくらい、その変化に気づきにくいくらいのマイナーチェンジです。(文句はいっていません。だって美味しいんだもの。)
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