ベルサイユ宮殿とリムジンの税金 | トリプルセブンの低空飛行

いつもは身構えているのですが、今年はすっかり油断していましたが、わが町(市)の役場のご担当者と、埼玉県のご担当者はいずれも精鋭といって過言ではない優秀な人物が揃っているため、5月に入るや否や、きっちりと納税通知書が届きました。



そして私は善良な市民ですので、耳を揃えてきっちりと納付してきました。

 

ただですね、いくら埼玉のクソ田舎で土地代が恐ろしいほど安いといっても、ベルサイユ宮殿を構えるほどの広大な土地となると、それはそれは固定資産税もバカにならないです。しかもベルサイユ宮殿(建物)に課税される固定資産税もやはりとんでもない額です。我がまちの財政はベルサイユ宮殿によって支えられているといっても過言ではないでしょう。

一方、我が家のリムジン1号とリムジン2号(政府専用機と同様、片方に何か不具合が生じても問題とならないよう、常に2台体制で運用されています)の自動車税もあるんです。

 

1号の方は電気自動車なので、一番低いランクの排気量扱いで課税されます。一方で、2号のBMWリムジンは登録から13年以上経過しており15%の重課されています。

 

これ、すごく納得いきません。だいたい、自動車税って何に対する課税なんですかね?まあそりゃ、自動車を保有することに対する課税なんでしょうが、環境性能との複合技でなんだかよくわからないことになっています。つまり納税者の納得が得られにくく、納税意識が低くなります。

 

ちなみに私の2号BMWリムジンは、2,500ccエンジンですが実燃費10kmくらいで走っています。その辺の重たい車体に非力なエンジンを積んでいるワンボックスや、カタログ燃費を稼ぐことだけに一生懸命で実際の燃費との乖離がクソほどある最近の国産車と比べても、そんなに悪いものではないと思っています。

 

そもそも、古い車を処分して新しい車を購入することが環境に優しいのでしょうか。私は古い車をきちんとメンテナンスしながら長く乗り続ける方が環境に優しいと思います。もっとも、すさましい技術革新があって、相当環境性能が上がっているというのであればわかりますが、ガソリン車に関してはもちろん多少の改善はあるでしょうが、新車買い替えた方がプラスになるほどの違いはないでしょう。(根拠はありません。私の個人の考えです。)

 

となると、この悪法はどこからきたのか。そりゃね、国内最大手の自動車メーカーが関係していないわけがないと私は思っています(根拠はありません。私が思っているだけです。)。長期保有車に重税を課して新しい車を買わせようという魂胆。考え方がせこい。そんなことをしなくても、消費者が「あの車、欲しいなあ」と思わせるような商品を開発することで、売上を伸ばしてもらいたいと思います。

 

それから、逆もあってですね、1号リーフリムジンは電気自動車なのですが、1000cc以下のガソリン車と同じ税率です。

なんでだろー、なんでだろー、ななななんでだろー?

 

電気自動車へのシフトを進めたいなら、ガソリン車と同じ税額っておかしくなーい?

 

ねえねえ

 

おかしくなーい?環境負荷が高いといって、古い車に重課するのに、環境負荷が低いと言われている電気自動車がガソリン車と同じ税額って

 

おかしくなーい?

 

おかしいよね。

 

でもね、しょうがないんだ。だって、今の所、某国内最大手自動車メーカーは大々的に電気自動車売っていないから。某国内最大手自動車メーカーに得にならないことは、政治家さんもできないよね。これで税制上ガソリン車いじめしたら、政治家の皆さん、某国内最大手自動車メーカーにいじめられちゃうかもしれないもん。それはできないよね。怖いよね。私が政治家なら某国内最大手自動車メーカーに尻尾を振るような政策を推し進めます。

 

でも、某国内最大手自動車メーカーが本格的に電気自動車売るようになると、アメリカやヨーロッパに倣って、○年以降は一切ガソリン車禁止だ!ってなるんだろうな。

 

ああ、やだやだ

 

一企業のわがままか、彼らへの忖度かによって決まる政策だなんて絶対やだ。(根拠はありません。個人の意見です。)

 

おっと、某社への悪口がとまらないという悪い癖が出てしまいましたが、もう一つ書きたいことがあるのです。

 

それはこれら税金の納付方法です。

 

昔は銀行の窓口で納付していましたが、あるときから無駄に待たされる銀行よりもコンビニ方が断然優秀なことに気づいてコンビニ払いにしていたのですが、最近はさらに進化して銀行ATMやクレジット払いもできるようになりました。

 

コンビニ払いもいいのですが、大した利益にもならないのに多額の現金がレジに滞留し防犯上絶対に扱いたくなだろうなという、無駄な忖度が発動して、クレジットカード払いにすることにしました。

 

ところが、このクレジットカード払いには一つ大きな壁が立ちはだかっています。それは、市役所なりが代理店となって直接徴収するのではなく、決済代行会社(のサイト)を通じてのカード決済となるため、システム利用料と称して、納税額の5%程度を手数料として徴収されるところにあります。私も、数百円なら払ってもいいかなと思ったのですが、ベルサイユ宮殿の固定資産税とリムジン2台の自動車税を合わせると、この手数料もバカにならんということで、クレジット決済を諦めて、銀行ATMで納付することとしました。



ちなみに件のシステム利用料は、直接的にはいわゆるカード会社が決済手数料として徴収されているものではありません(多分)。もちろんカード会社は決済代行会社から手数料を取っているでしょうが、その原資が税金の納付額の中から出ているのか、それともシステム手数料の中から出ているのかは分かりません。個人的には、税金の徴収にもコストがかかるのは当然なので、税額の中からカード会社に手数料を支払ってもいいような気がします。(個人の見解です。)

 

で、銀行のATMに行きました。機械の違いなのか分かりませんが、昨年は納付書に書かれた番号をATMに入力して納付したような気がするのですが、今回は、納付書を通帳に突っ込むところに入れるとバーコードを読み取って納付できるという、画期的な方法に変わっていました。いやあ、素晴らしい。

 

ただ1つ注文をつけるとすると、合計6枚の納付書について、1枚ずつ支払いをしないといけないシステムになっていました。納付書を何枚かまとめて吸い込んで、まとめて支払いができるとなお良いと思いましたので、そこんところ改善いただければと思います。