私がSFC修行を始める前、まだ航空会社のステータスの何たるかも分かっていなかった頃です。そんな2018年の夏休みに家族でヨーロッパ旅行に行きました。
成田→
アムステルダム(トランジット)→
プラハ(2泊)→
チェスキークルムロフ→
ハルシュタット(1泊)→
ザルツブルク→
ウィーン(2泊)→
ブダペスト(1泊)→
アムステルダム(トランジット)→
成田
4日目の行程表です。
ウィーンは2泊ですが、1記事で行きます。
長くなったらごめんなさい。
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ザルツブルクを後にします。
そして次なる観光地、
ウィーン
へ向け出発です。
地図だとこんな感じです。
ひたすら高速を東へ走らせるわけですが、ウィーンに近づくにつれ、車も多くなり、都会に近づいているのを感じます。
そして約4時間かけて(マップの所要時間は休憩なし)ウィーンに到着しました。13年前にもきたことは前回のブログでも書きましたが、何となく見覚えのある風景って感じでした。
長旅ではらぺこーずなので、まずは夕食です。
レストランでウインナーシュニッツェルです。
オサレな名前がついていますが、要は平ぺったいとんかつです。ヒラぺったいのでジューシーさがありません。日本のトンカツの方が5倍くらい美味しいと思っています。そして、
中濃ソースかけてぇ
ってすごく思いました。一応誤解のないように申し上げますが、これはこれで美味しいのですが、ただ、同じトンカツなら和幸のトンカツの方がうまいよね、付け合わせはキャベツの千切りだよねっていうだけです。スープもチョコレートケーキも美味しかったです。散々言っておいてなんですが、都会にくるとメシのレベルが上がります。
お腹を満足させたらホテルに向かいます。泊まるホテルは、
トレンドドッピオ
(こちらのホテルの写真はすべてHISのサイトからいただきました)
という、多分マイナーなホテルだと思うのですが、新しくて清潔感があって清潔感があるいいホテルだと思います。場所が都心からトラムで10分くらい郊外に行くのでちょっと安いんじゃないかと思っています。遠くはないけど歩くのは無理みたいな。
部屋の中です。
2人で参加されている方は通常の部屋だったみたいですが、我が家のように3人1組だと、リビングと寝室が別部屋になっている、スイートと言っていいのでしょうか、そういう部屋がアサインされていたようです。ただし、リビングのソファはすでにベッドメイクされていたので、リビングでくつろぐっていう感じにはなりませんでしたけど。でもすごく快適な部屋でした。
ウィーンでは2連泊です。連泊だとパッキングしなくてもいい日が1日あるのと、洗濯できるのがいいなあと思っています。1週間くらいの旅行なので一応日数分の着替えを持ってきていますが、下着とかTシャツとか汚れたままバッグに入れっぱなしも嫌なので、洗えるものは全部洗って乾かして持ち帰っていました。帰宅したときに大量に洗濯物があるのも嫌ですし。
そして翌朝。みんな大好き朝食ビュッフェです。写真はないので、HISのサイトにあったレストランの写真だけですがこんな感じです。
プラハと違って、基本的に何食ってもうまいです。無造作に置いてあるパンのクオリティも全然違います。やはり都会に来ると違うのか、それともチェコとオーストリア、東と西の違いなのか。
さて、ウィーン2日目はガッツリ観光です。
まずは、我が家の別宅でもある、
シェーンブルン宮殿
なぜか、宮殿内の写真がなかったです。特段、面白いこともなかったので、シェーンブルン宮殿は以上。
シェーンブル宮殿観光の終わりに、添乗員さんから、夜のコンサート(ツアーには含まれていない)の案内がありました。参加したければチケットをまとめて手配するから、希望の席をお金と共に申し出てくださいと。(実際の手配は現地ガイドの日本人の方が行ってくれます。)
我が家は最初から行く気満々だったので、もちろん申し込みをした(一番安いC席)のですが、まとまったキャッシュがなかった(現金はチップくらいしかいりません。ほとんどクレジットカードで事足ります。)ので、シェーンブルン宮殿のお土産売り場に併設されていたATMでお金をおろしたのですが、ここで威力をはっきしたのが
PRESTIAのアカウント
です。SMBC信託が提供している国際キャッシュカードです。SMBC信託という名前が若干いかがわしさを感じますが、元CI
TI BANKなので、海外で利用する機会が多い方は持っておいて損はないのではないかと思います。
海外にあるクレジットカードが使えるATM的な機械であれば大概使えると思います。そして一定条件を満たせばATM手数料は実質無料(円換算するときのTTマージンや、ATMオーナーが徴収する手数料がかかることはあります)なのですごく便利です。ATMは日本語はないですが英語は選択できるので、TOEIC400点の私でも問題なく使えました。
同じツアー参加者で60代のご夫婦が私の後にそのATMで日本の銀行のキャッシュカードを使おうとしていましたが、使えませんでした。VISAとかダイナースのクレジットカードなら多分行けたんじゃないかと思います。そのご夫婦は、現地ガイドの厚意で円で支払っていました。
話を観光に戻します。次はベルヴェデーレ宮殿です。クリムトの接吻という絵画が激烈に有名らしいですが、聞いたことあるかなーくらいで、大して興味がありませんので、写真だけでスルーします。
ちなみに私は、ガッキーとの接吻の方がいいです。
さてベルヴェデーレ宮殿の観光が終わると、ツアーからは一旦リリースされて自由行動となります。
ウィーン観光といっても色々あるわけですが、我々は1回きて一通り見ているので、息子にどこ行きたいか(事前にガイドマップなんかを見せながら)聞いたところ、鉱物(だけではないが)を展示している博物館に行ってみたいということだったので、行ってみました。プラハの鉄博といい、チョイスがアレですが・・・
そして移動手段は、安定の
地下鉄!
むしろこっちの方を楽しみにしてたんじゃないか説です。
で、地下鉄の駅に行くと路線図があって、目的地の駅名(カタカナ的に)なんとかなんとかって私が言うと、息子がこのドイツ語の案内板を見てすぐに見つけました。何やらローマ字的な読み方でこれだろうというのを見つけたらしいのですが、この鉄道にだけ使われる文字認識能力をもう少し別の形で発揮できたらいいんじゃないかと思いました。(今現在でも思っています。)
ちなみに息子は、幼稚園時代、関東の路線図で漢字を覚えました。当時、書けはしなかたですが、ほぼすべての駅名を読めました。漢数字のつく駅名クイズで、「五」のつく駅というお題に対し、「五月台(さつきだい)」と答えたときはビビりました。ちなみに行ったこともなければ、居住地とはずいぶん離れています。
でもって、お楽しみに地下鉄タイムが終わると、その博物館です。目をキラキラさせてみてましたよ。
博物館を出ると、適当に中心部にあるおっきな教会をチラ見して、
次は、ウィーンでの目的の1つである,
ホテル・ザッハーで
ザッハートルテ
を食べに行きます。ちなみにツアーにザッハートルテのお食事券が含まれていますので、その無料チケット(旅行代金としてお金は払ってますけどね)を使います。
ちなみに私は独身自体にウィーンに来て食べたことがあるので、殺人的に甘いことを知っています。
でもその土地の名物料理をいただくのは楽しいですよね。
で、ザッハートルテです。
私とかみさんは、コーヒーをいただいたのですが、息子はどっちも無理というので、チケットで頼める最後の選択肢、チョレートドリンクです(苦笑)
甘い甘い、チョコレートケーキのザッハートルテにチョコレートドリンク。コーヒー紅茶がダメなのでしょうがないのですが、なかなかですな。
そして、ザッハーホテルをでてプラプラ歩いていると、私はちょっとした違和感を覚えたのですが、その原因はすぐに分かりました。
鼻血・・・
チョコ食って鼻血って、
漫画かよっ!
って突っ込んじゃいました。鼻血なんていつぶりだ?
ザッハートルテを食べた後ですが、晩御飯の時間だったので、なんか食べようということになって、安定の
マクドナルド
に行きました。いやー、海外でマックってなんか安心しますよね。私はビックマック、息子はダブルチーズバーガー。世界共通メニューです。うまいです。かみさんはなんか知らんのを頼んでたなあ。ねえ、あれ何?美味しいの?って聞いてくるのですが、
知らんわっ!
知ってると思う方がおかしい。正直、うっとおしいです。
さて、お腹も十分すぎるほど満足したところで、コンサートです。正直、こういう芸術的なことは本当に疎いのですが、ウィーンにきたらやっぱ雰囲気だけでもって感じです。
公演中は撮影禁止なので、始める前に雰囲気だけ。
こう見ると狭そうですが、客席は縦長で結構広い印象です。C席ということで一番後ろのエリアだったのですが、子連れということで、ステージ脇の一番近いところ、むしろS席よりも近いんじゃないかというところに案内されました。このシステムを知っていたわけではないですが、一番安い席を取っててよかったと心の底から思いました。
芸術や音楽にはまったく疎い私ですが、演奏された曲が
アイネクライネナハトムジーク
美しき青きドナウ
ハンガリアンダンス
ラデツキー行進曲
など、知っている曲も多かったので、そういう意味でも楽しめました。息子もわかる曲だったので、飽きずに聞けてよかったと思っています。
ですが、というか、なんというか、ここで外国人の
自由人現る!!!
公演中の撮影ダメって書いたでしょ。でもね、アングロサクソン系の陽気なおじさんが、ずーっとiPhoneで撮影してるのよ。
係の人に注意されても、演奏のパートでない演者からもジェスチャーでダメダメされてるのに一向にお構いなし。
最初は、かみさんとやだねーとかヒソヒソ話していたのですが、さすがにあそこまで堂々としかも楽しそうにやられると、ヨッ自由人、もっとやれ!なんて思っちゃったりして。
そして最後はラデツキー行進曲で、ステージ上がっちゃてるし、演者ももう諦めて一緒に楽しんでるし、観客もその雰囲気を楽しんでるしで、結局ただただその場を盛り上げた感じになってました。
日本だとありえないんだろうなとか、観光客向けの少しカジュアルなコンサートだから許される(許されてはいないけど)のかななんて思っちゃいました。
ちなみに、コンサート終了後、その自由人は、演者と一緒に記念撮影してましたよ。
そんなこんなで、楽しいウィーン観光も、最後
自由人がすべてもっていった
感じでした。
ちなみにかみさんの感想は、自由人は絶対B型!とのこと。B型の人の言動になんか恨みがあるらしい。
さて、次は最後の都市、ブダペストです。