おはようございます。
3月31日(月)の朝を迎えました。
今日から、
玉置浩二シンフォニックコンサート Pastorale
万博記念公園より
のコーナーを始めます。
要はオーケストラ演奏を除く、玉置さん歌唱の楽曲について、一曲ずつ振り返って綴っていくというコーナーです。
その初日の今日は、
「ボードビリアン〜哀しみの道化師」
について書いていきます。
「ボードビリアン〜哀しみの道化師」は、「安全地帯Ⅺ」に収録されています。
2010年5月26日発売でした。
安全地帯完全復活の年に、シングル「蒼いバラ」や「オレンジ」が発売された後に発売となったアルバムです。
ともすれば、その「蒼いバラ」や「オレンジ」が話題になり、「安全地帯Ⅺ」は、それほど話題になるには至りませんでした。
そして、その中の一曲が「ボードビリアン〜哀しみの道化師〜」ですから、余計に認知度は低かったという訳です。
テレビやラジオでオンエアされることや、コンサートでセットリスト入りすることがほとんどなかった、隠れた名曲で、「ボードビリアン」ファンは、仲間うちでは結構多かったです。
作詞・作曲とも玉置浩二。
2010年の玉置さんは、作詞部屋として、自宅とは別にマンションを借りておられました。そんなマンションの一室で、「ボードビリアン」は生まれました。
いつまでも どこまでも
歩いて行こう
で始まります。
しかし、言いたい部分は、一番では、
離れないでいようね
泣いた後は子供のように
スキップ踏んで笑って
疲れきった旅人と
二番では、
忘れないでいようね
抱いた後は子供のように
腕の中で眠らせて
ねぐらのない旅人を
ラストでは、
雨の日はデッキに出て
びしゃびしゃんなったって
軽やかにタップ踏んで
おどけてみせるから
笑っておくれ
といったところでしょう。
少し哀しい愛の歌ですね。
万博記念公園では、その部分がよく伝わり、いい歌だということが再認識できました。
こういった歌詞はなかなか出てこないと思うんです。だから、作詞部屋が必要だったのでしょう。
ちなみに、数ある安全地帯・玉置浩二の楽曲で、作詞にいちばん苦労されたのは、「オレンジ」だそうです。
以上、
玉置浩二シンフォニックコンサート Pastorale
万博記念公園より
の第一回は、
「ボードビリアン〜哀しみの道化師」
でした。
明日以降も、地道に一曲ずつ綴っていきたいと思います。
今日がいい年度末の1日となりますように
では、また明日
日々感謝 skyblue