試打シリーズ。

今回はバタフライさんのインナーフォースレイヤーALCです。

 

このラケットは基本的に全体的なバランスも良く誰にでもおすすめ出来るラケットだと思います。

 

個人的にはこのラケットはディグニクスよりテナジー向けのラケットのような気がします。

 

まあプロのように技術があればもちろんディグニクスが最高だと思いますが・・・

 

自分の場合は小学生や中学生に教えるのがメインでたまに高校生や大学生にも教えてますが、技術がないと難しいラケットだと思います。

 

まあ元はすごく良いラケットなので別にこれをつかうとダメになったり、打てないとかはないです。

 

本当に普通に打てます。

 

フォアでもバックでも普通に打てますし、3球目や対下回転でも普通に打てます。

 

ただ細かいことをいうと、ボールを持つ感覚の問題でしょうね。

 

掴む感覚は強いので普通に打てますが、ラケットの表材のせいなのか心材のせいなのか分かりませんが

ラケットでつかめないときの落差がすごいです。

 

ほかにもツッツキやカウンターで長短つけたいときやスピードに緩急をつけたいときなどシビアなコントロールが難しいです。

 

例えばツッツキで例えるなら

ツッツキの長短の距離を真ん中を支点にした場合に基本的に自分の場合は前と奥の合計3か所に落とすように練習させます。

これを左右もいれると全部で9か所です。

 

小中学生だとこの辺は難しく、チビ助も難しいとのこと。

 

ある程度技術がある子達ならこのツッツキの落とす位置は前後に4か所左右に4か所で合計16か所まで増やします。

 

まあ基本的には出来ます。

こども同士でやらせると結構できるんです。

 

この場合お互いがつっつきの距離を意識してるんで出来るんですが、試合形式でやったりランダムでだすとこのシビアなコントロールが出来なくなります。

 

この辺の距離感や飛び出し方が難しいです。

 

カウンターも同じですね。

 

思ってるより上方向に飛ぶんでかなりボールの上を取る必要があります。

 

でもこの辺はラバーで変わると思います。