ずっと前にみた夢でいくつかしっかりと覚えているものがある。
いずれも不思議な夢なのだが、そのうちのひとつがコレだ。
私は黄緑色の草原にいる。
そこは気持ちのよい風が吹いていて清々しくて爽やかだ。
そこから下を見ると、ゴミがいっぱいのドブ川の中で人々が流されていた。
気の毒だと思い、ゴミを撤去し始めた。
ゴミを捨てる場所がないので自分のいるところに置いた。
どれだけ拾い上げてもゴミは流れてくる。
必死になり拾い上げていた。
そこに白い服を着て長く伸ばした白い髭のおじいさん(多分、神様)がやって来て、指差した。
その方向を見ると清々しい高原に私が拾い集めたゴミの山ができていた。
神様は「ここにコレは相応しくない」と言った。
そんなこと言われても下の人達が可哀想でしょうと思っていると、神様は「人々の顔を見てみなさい」と言った。
よく見るとみんなへらへらと笑いながら流されている。
その環境が嫌なわけではないのだと気づいた。
それならと思い、ゴミを元に戻した。
結局、私がしたことは何にもならないことこようだ。
その場、その場に合った環境があり、勝手な介入はしないほうがいいのだろう。
釘を刺されたのに忘れてしまうのだ。
多分、見守るだけでいいのだろうね。
見ていて何もしないのは私にとってはキツイことなのだけど…世代交代なのかもしれない。
地球の危機を救うために生まれてきた子達が多くなってきているようだ。
この子達はいつでも神様と話せるらしいのでお任せする。