「自分らしく生きたいのに、なかなか現実が変わらない時、どんなふうに捉えていますか?」
とクライアントさんに聞かれたので、答えていこうと思います。
私の素直な捉え方は、
「今の自分がダメなんだ」
ではなく、
「まだ、本来の自分を生きられる状態になっていないんだな」
ということです。
能力がないわけでも、
才能がないわけでも、
努力が足りないわけでもありません。
社会の中で身につけてきた常識や、
親や周囲から与えられた価値観、
傷つかないためにつくった思考や行動パターンが、
本来の自分よりも先に動いている。
私は、そんなふうに捉えています。
そして、これが本当に私が捉えていることのすべてなのですが、
クライアントさんが聞きたかったのは、
少し違うことだったようです。笑
ク「自分らしく生きられない時、
私はやっぱりダメなんだ、と考えたりしないんですか?」
私「考えないですね。ダメなのではなく、自分ではないものを、自分だと思って生きているだけかもしれない。だから、何が本来の自分を止めているのかを見ます」
ク「もっと頑張れば変われる、とは思わないんですか?」
私「頑張る方向が合っているかどうかのほうが大事だと思います。
周りに認められるために頑張る。嫌われないために頑張る。
期待に応えるために頑張る。失敗しないために頑張る。
今までと同じ価値観のまま頑張ると、
今までの自分が、さらに強化されることがあります」
ク「でも、仕事も人間関係もあるし、
急に自分らしく生きるなんて難しくないですか?」
私「もちろん、全部を急に変える必要はありません。
仕事を辞めることや、
人間関係を切ることが、
自分らしく生きることではありません。
まずは、自分の考えだと思っているものが、
本当に自分の考えなのかを見ることです」
ク「自分の考えじゃないものって、どういうことですか?」
私「親から言われてきたこと。社会ではこうするものだという常識。
こうしなければ嫌われる。これをしなければ認められない。
失敗したら価値がなくなる。
そうしたものを、
いつの間にか自分の考えだと思い込んでいることがあります」
ク「自分らしく生きられていないと感じる時、
悔しくなったり、焦ったりしないんですか?」
私「焦ることに、あまり意味はないと思っています。
むしろ、
本来の自分と、
今生きている自分との間にズレがあることに、
ようやく気づいたんだな
と捉えます。
気づかなければ、
ずっと同じ人生を自動運転で生き続けてしまうので」
自分らしく生きられないと感じることは、
人生が失敗しているということではありません。
「本当の私は、こんなものではない」
という、内側からの声が聞こえ始めたということです。
だから私は、
「自分らしく生きられるようになったら、どう考えるか」
という視点を大切にしています。
本来の自分だったら、
この人間関係をどう捉えるだろう。
本来の自分だったら、
この仕事の仕方を選ぶだろうか。
本来の自分だったら、
誰かの評価をここまで気にするだろうか。
本来の自分だったら、
何を怖がらずに始めるだろう。
今の現実を見て、
自分の未来を小さく決めてはいけないのです。
現実が動いていないから、
才能がないわけではありません。
まだ、自分の中にある才能を使える場所に
立っていないだけかもしれない。
まだ、自分の人生の主導権を
取り戻していないだけかもしれない。
まだ、魂が決めてきた本来の設計図ではなく、
周囲から与えられた人生を
一生懸命に生きているだけかもしれません。
ク「では、自分らしく生きるためには、
何から始めればいいんですか?」
私「自分を変えようとする前に、
まず自分が何者なのかを知ることです。
何のために生まれてきたのか。
どんな才能を持っているのか。
何を喜びとしているのか。
何をすると、自分の内側から力が湧いてくるのか。
そこを知らないまま、
自分らしく生きようとしても、
結局、社会の中にある
『自分らしい人の見本』を真似することになります」
人間は放っておくと、
慣れ親しんだ思考や行動を繰り返します。
たとえ苦しくても、
知っている世界のほうを選んでしまいます。
だからこそ、
「今の自分をどう改善するか」
だけではなく、
「私は、本当は何者なのか」
「私は、何をするために生まれてきたのか」
というところに戻る必要があります。
現実によって、
本来の自分の可能性を決めてはいけない。
今見えている自分が、
あなたのすべてではありません。
まだ使っていない才能も、
まだ開いていない扉も、
まだ生きていない人生もあります。
「人生、こんなもの」
と決めてしまう前に、
本来の自分を生きるための扉を
開いてみてください。
アデプトプログラムは、
社会や他人から与えられた自分ではなく、
本来の自分を思い出し、
人生の主導権を取り戻していくための
最初のイニシエーションです。
自分らしく生きたい。
今の人生の枠を超えたい。
眠っている可能性を、
現実の中で使いたい。
そう感じている方へ。
本来の人生を始めるための扉は、
あなたが開くと決めた時から動き始めます。