大岡川サクラ、開花は3月後半。
こんにちは。
ついに三月、まだ寒かったり、暖かっ
たりの日が続く。
それでも川辺の桜の木を見るとつぼ
みが膨らみ始めている。春はすぐそこ
まで来ているのだ。
さて、コロナは相変わらず、感染者も
高どまりということで、解除論議が騒
がしい。
私の気持ちとしては予定通り解除し
てほしい。感染者は減ってきたが、
東京を例にとると、200名と300名
を行ったり来たり。
3月1日は141名と少なかった。下
げ止まりとは分科会の偉い先生の
お言葉だが科学的根根拠に乏しい
気がする。
どこが底なのかだれも証明できない
からだ。人口1396万人の東京は
0,001%で140人。0,02%で
280人。
いまは0,02%のラインを行き来し
ている。
どこかでクラスターが発生すればあ
っという間に200人を超えるだろう。
200人は一見多いが人口比にすれ
ば針の孔にすぎない。
薬もないワクチンもない状態で100
人以下に抑えるなど至難だと思う。
誰にも達成できない目標を掲げて宣
言を継続して、経済を壊したらだれが
責任をとるのか。どうせ責任は政府に
押し付けるのだろうが。
今回は飲食店対応の宣言だという人
がいる。とんでもないあまり話題にな
らないが日中も含む不要不急の外出
自粛の要請、テレワークの徹底など
もでているのだ。
国会議員の誰それは,堂々と破って
いるのにに辞めない、離党とは馬鹿
にしている、だから誰も言うことを聴
かない。
それだけでもう無責任なのである。
それでも防疫意識はは殆どの人に
身についているから大ごとにはなら
ない。
一部の横紙破りの輩とか、コロナに
無意識な人が従わないだけでも蔓
延する恐れがある、それが怖いの
だ。
そういう人は感染して痛い目にあわ
なければ反省しない。感染すれば悲
劇にもなる。まあ、理屈でものを判断
する人も危ないなぁと思う。
暖かくなり乾燥状態を脱すれば多分
感染者は減る。その間にワクチン接
種が行われば今年の冬はかなり収
まるのではないだろうか。
ただこれはただの希望である。経済
的活動が弱っている中、何とか生活
ができている人、立ちゆかない人が
いる。
国民はがまんして生活している。我慢
には限度がある。
国を運営している人は国民が精神的に
追い詰められてることを理解して欲しい。
自粛にしても最小限にとどめるなり困
っている人に対する手厚いケアは怠ら
ないでほしい。
出来なければしょうがないが日本はそ
こまで困窮しているとは思えない。
病床の確保など問題の有る部分は行
政で解決できる問題だと思う。公営病
院と民営病院の格差を云々されるが
民営でも優秀な病院は当然あるのだ
から。
少し蔓延したら、たちまち病床が足り
ないという泣き言は先進国のいう言葉
ではないね。コロナのようなパンデミッ
クが襲ったらどうするのだ。
まあこれはいやみでもあるからもう言
わない。ただ公営の施設を閉じて合
唱に貸さないなど、心の狭いことはや
めてほしい。文化先進国とはとても言
えない。
全国的には合唱を開始する団体が増
えて来た。いいことだと思う。ただ大都
市は厳しいね。
合唱団は一部を除き殆どプロ組織で
はない。殆どがアマで運営費はボラン
テアなのだ。
だから一度疲弊したら立ち直りは容
易ではない。2年、3年先に及ぶだろう。
それに指導者の先生方はどうだろう。
大変な情況だと思う。仕事はあるだろ
うか。
演奏とか、レッスンで生計をたてられる
先生方はそんなに多くはない。
早く演奏活動をしたいがことは簡単では
ない。少人数からはじめて徐々に広がる
のではないだろうか。コロナの傷は深い。
これらは経済的活動とは関係ない。文化
活動であるから、金で解決できない分野
ということだ。
本来なら文化庁がもっと動かなければと
思う。文化はプロ活動だけでない、アマチ
ュアの文化活動にも気を配って欲しい。
文化庁が対象としていない市井の合唱
団は星の数ほどある。一度調べてみたら
らどうだろうか。質の高い合唱団はプロ
だけではない。
コンクールとか合唱派遣とか商売は置い
といてね。合唱文化を高めるには今の方
法では欧米には到底追いつけないと思う
から。
コロナで国が、そう文化庁が乗り出したと
いう話は聞かない。国民の精神的な部分
の心のケアは誰がするかという話だ。
今やコロナがゼロになってももう歌えない
という人もいる。怖くて歌えないのだ。こ
のケアをだれがやるのだろうねほんとう
に。
合唱文化は深く傷ついた。首相の口か
らは癒しの言葉は一言もでない。
西欧では元首がケアしている国がある
というのに。全く頭の中にないのだろう。
日本の合唱人口は大したものだと思う。
ただなくなってもボランテアだから、経
済の損失となっては現れない。
合唱にはまだまだ春は来ないね。始動
は秋以降または来年からだと思ってい
る。歌う人の傷が癒えてからということ。
少人数の団の方が身軽だ。そのような
団から緩やかに回復に向かうのではな
いかな。
大人数編成の団は決して簡単ではない。
第一練習がままならない。会場の取り合
いが始まるだろうね。
公共施設のガイドラインも障害となって
いる。25名程度の小人数に特化してい
るからだ。
換気設備も十分でない施設もある。
演奏が何一つ障害なく出来ることが春
としたら、今はまだ冬の状態。少しずつ
雪解けが始まり始めたという段階かな。
私はもはや本来なら引退年齢であるが
この先の歌活動の復活を見てから引退
したいと思う。体力の続く限りといいう
条件がつくけれど。
気力が出る歌は何かないかと考えてみ
た。そうだ大地讃頌があるではないか。
演奏動画を載せました。いつ聞いても
感動し、元気をもらえる曲です。会場も
参加しての大合唱です。
演奏日:1918年6月30日
演奏;コールメロディオンOBOG合唱団。
指揮;坂本和彦
会場:ティアラこうとう大ホール