こんにちは。

 

 

モーツアルトが生前作曲した最後の曲

はアヴェ・ヴェルム・コルプスだった。亡

くなる半年前のこと。

 

 

最終曲はレクイエムと思われがちだが

モーツアルトはレクイエムの第8曲、ラ

クリモサの作曲中に亡くなってしまった。

 

 

正確にはモーツアルトの没後、弟子た

の共同作業で仕上げたのがレクイエ

ムなのである。

勿論、基本スケッチは残されていたと

いうが・・・

 

 

レクイエムは3大レクイエムとして有名

なのだがそれ以上にアヴェ・ヴェルム

コルプスは傑作なのだという評価もあ

る。

 

 

もっとも、レクイエムは死者のためのミ

サ曲。アヴェ・ヴェルム・コルプスはモ

テット。重みはまるで違うが。

 

 

実に清浄な曲である。この世のものと

思えないといったら言い過ぎだろうか。

合唱曲としても実に素晴らしい曲なの

だと思う。

 

 

この歌を歌う時には決してビブラート

をかけないよう指導される。

だがノンビブラートで歌い切るには相

当の筋力がいる。歌が運動だといわ

れる所以だ。

 

 

静かで清浄であるがエネルギーを秘

めた名曲である。もう何度も歌ったが

歌うたびに新しい発見がある。

 

 

昨年参加の合唱団、12月から練習に

参加する。本番ステージに乗るわけで

はないので気が楽だ・

 

 

私の合唱曲のキャリアが10数曲増え

ことになるのでありがたい。他の団で

は歌えない曲ばかり。

 

 

コロナの猛威がますます増えている。

東京も増えているが地方の感染増

が心配だ。病床の数が違うからだ。

どこにいても安全ということはない。

 

 

自分で守るしか方法はない。基本は

新しい生活様式、それに合唱連盟の

ガイドライン。嫌というほど読んでい

る。もちろん守らなければなんの意味

もないが・・・

 

 

今回の練習場所は田端、東京の外れ、

遠征みたいなもの。

だから万全な体調。それが大切だと

思う。マスクは秘密兵器を用意した。

「大空間マスク」の一択である。

 

 

このマスクは開放空間が無い。マスク

と口の間隔は普通のマスクの数倍。

だから発声も会話もすごく楽だ。

 

 

ただ息がまったく漏れないといえば嘘

になる。どんなマスクも上部のワイヤ

ー部から微細な飛沫が洩れるだろう

からね。

 

 

感染増、寒い季節ということで室内

換気がままならないということもある

と思うが心配なのは市民の意識だ。

 

 

お店に入る人で、設置されている消

毒剤で手指消毒している人の少ない

こと。

 

 

自分は大丈夫と思っているだろうが

危ない、危ない!必ずしっぺ返しが

あると思う。

 

 

コロナ慣れかな。帰った時だけ消毒

なんて気持ちがそもそも甘いのだ。

自分で身を守る意識、徹底したいも

のだ。

 

 

アヴェ・ヴェルム・コルプスです。

 

 

★投稿を一部修正しました。