ブルックナー肖像画

 

 

こんにちは。

 

 

ひゃー、難曲中の難曲。合唱団では新

人の私にはとてもついてゆけない。

 

 

途中転調の激しいこと。あらゆるところ

に♯、♭、♮の洪水!

各小節に必ずついている。固定ドでゆ

くつもりだが難しい。

 

 

楽器なら簡単でも歌うとなると半音の

変化は難しいものだ。一小節一個な

ら対応できても数か所となるとお手上

げだ。

 

 

電子楽器にしがみつき音を覚える。

それしかない。

絶対音感があって固定ド唱法で歌え

る人ならできる。楽器を弾ける人も

大丈夫だろう。

 

 

でもね器楽のできない人は移動ド唱

法では所詮無理な話と思う。

途中転調で素早く読み替えできるな

ら別だがそんな器用なこと私は出来

ない。

 

 

覚えてしまうしかないのだがかなり歌

いこむ必要がある。

歌詞も覚えなければならないし。この

曲が一番大変かもしれない。

 

 

曲自体は79小節と短いのが救い。

ただしアカペラ曲。ごまかしようがな

い。音を違えれば全体のハーモニー

を壊してしまうものね。

 

 

でもハモレばこの世のものと思えない

ほど荘厳だ。はやくその輪に加わり

たい。

 

 

難曲ほどうまく歌えたときの喜びは大

きいのだから。

 

 

Christus factus est(キリストはわれら

のために従順に)という歌詞はもとも

とはグレゴリオ聖歌のモテットである。

 

 

ミサ典礼における昇階唱として歌わ

れるもの。

ブルックナーは同じ歌詞に彼自身の

モテットを作曲したわけである。

 

 

考えれば今回の練習で4曲の宗教

曲を歌えることになる。これは滅多
にない幸運である。しかもアカペラ

まで歌える。

 

 

★ブラームス・ドイツレクイエム(Ⅳ

番)

★モーツアルト・ブレビスミサ・グロ

ーリア(KV115)

★モーツアルト・モテット・アヴェ・

ヴェルム・コルプス

★ブルックナー・Christus factus est

 

 

Chrisutus factus estの演奏動画で

す。ハーモニーを存分にお楽しみく

ださい。

 

 

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