こんにちは。

 

 

11月のレッスンが近づいてきた。

19日もう今週だ。

 

 

声を出していないからなのか歌いだし

がどうもうまくない。

のどがつまって咳が出る。声の出し方

を忘れてしまったかのようだ。

 

 

これでは、まず発声練習でアウトだ。

といっても日頃の節制のなさと練習不

足がたたっているわけで2,3日で直

るわけもない。

 

 

今一番の課題はイタリア語の歌詞読み

だ。

理屈はわかっているのだが、先生の前

では借りてきた猫だからね。直されこ

と、直されること。

 

 

物覚えも悪くなった、もう半分は忘れ

ている。実際にイタリア語に接するの

は歌だけだから。

 

 

最近はパソコン、スマホの「イタリア

語アクセント」というサイトがお友達。た

だ、その時は理解しても、結局は日本

語に戻ってしまう。

 

 

試験前の勉強、紙に書いて覚えるとい

うやり方が通用しない年齢だしどうしよ

うもない。

 

 

それでもカンツォーネのマンマはなん

とか語れるようになってきた。普通の

速度ではついてゆけないがゆっくりな

ら舌が回る。

先生もテンポを落として練習しなさい

という。

 

 

ユーチューブはご法度、テンポが速い

から。しかも原調はもっと高い調なの

だ、

 

 

歌詞は読みやすいが歌うとなると滑舌

が良くなければついてゆけない。それ

にイタリア語らしく語るとなるとね。

 

 

いつも練習開始はこの歌詞の音読か

ら。

 

「Mamma」

 

Mamma、 son tanto felice 

perche ritor nodate

La mia canzone ti dice

ch'eil piu bel giorno per me

 

Mamma,son tanto felice 

viver lontano、 percke

 

Mamma solo per te la mia

canzone vola

Mamma sarai conme,

tu non sarai piu sola

 

Quan to ti voglio bene 

Queste parole d'a more

che ti sospi ra il mio cuore

forse non  s'usno piu  

 

Mamma,.

Ma la canzone mia piu bella sei tu 

Sei,tu la vita 

e per la vita non ti lascio mai piu

 

Mamma mai piu!

 

 

日本語に意訳すると

 

<母さん僕はとても幸せだ。何故なら

母さんのもとに帰るのだから。

僕の歌は母さんにこう言いたいのさ。

僕にとってこんな素敵な日はないっ

て。

 

母さん、僕はとても幸せなのだ

よ・・・

もう離れて暮らすことなんかしない。

母さん・・・!>

 

 

1941年の映画の主題歌。第二次世

界大戦で戦場のイタリア軍兵士の間

で大流行したという。

 

 

マンマは実に明るい歌だ。戦争の悲惨

さは見られない。帰ってお母さんに逢

いたいという気持ちが溢れるようだ。

 

 

日本の戦場歌とは段違いだ。国民性の

違いかも知れないが、日本の若者とて

帰って家族に逢いたかったに違いいな

い。歌にそれを表すことは許されなか

った時代だった。

 

 

勇ましい軍歌の氾濫の中で、同時期に

流行った望郷の曲があった。「誰が故郷

を思わざる」(1940年)である。なつかし

歌だ。

 

 

一見明るいがなんとなく影があった。

マンマはそんなことはない。戦争の影

など見られないからだ。

 

 

ドニゼッテイの愛の妙薬のアリア「人

知れぬ涙」と2曲。いつ歌えるだろ

うか。

れでも練習は続ける。歌える日を夢見

て。

 

 

コロナにめげないイタリアの人たちに

Mammaでエールを送ります。

 

 

 

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