こんにちは。

 

 

3月に歌を封印してもう9月末。7か月

歌っていないことになる。しかも今年は

もう歌えない。

 

 

コロナ禍が恨めしいが、言っても詮ない

い事である。

来年を期してして頑張りたいと思う。

 

 

ブロ友さん、SNSの投稿記事から少し

しずつ再開の芽が育ちずつあると感じ

る。

 

 

いまだ手探りでありマスクをしてでの

練習だが歌が歌えるのはこれからの希

望である。

 

 

ただコロナは相変わらず猛威を振ってお

り、日本でも死者はすくないもののタガ

を緩めればすぐ感染者増につながるの

で油断は禁物である。

 

 

今年は私の所属する合唱団2団とも年

内は休団となってしまった。では来年初

からできるかというとことは簡単でない。

まだまだ障害が残っているような気がす

る。

 

 

ただ来年は洋混も定期演奏会の年だ。

2団の演奏会の年、年の前半に目途が

立たないと運営が大変難しくなる。

 

 

とまあ今気にしてもどうなることでも

ないのだ。ただ元に復するのを祈るし

かできない。

 

 

さて過去のブログをさかのぼって見て

いたら、滝廉太郎について書いた記事

が目に留まった。

 

 

日本の歌曲の王ともいわれる滝だが人

生は順風満帆だったわけではない。

 

 

若くして肺結核に侵されて夭折したの

は不幸そのものであるがその短い間に

名曲を残した。

 

 

今まで外国曲に歌詞をつけていたのを、

日本人ではじめて作曲したのも滝であ

る。

 

 

だが死後に何が起こったか・・・いま

まで親しんで歌っていた荒城の月は滝

廉太郎の曲ではなかったというのであ

る。

 

 

もう一つの荒城の月が日本的であると

いう理由で作られ教育にも使われたの

だ。

なぜなら原曲はジプシー音楽の旋律が

入っているから日本的でないと。

 

 

滝廉太郎の曲を調を変えリズムを変え

はては楽譜まで変えてしまった。

曲が二つあるなんて誰が見てもおかし

い。

 

 

もちろん本人はとうに旅立っている。

本人の了承なしに勝手に改変したの

だから今なら大変な問題となってい

る。

 

 

滝の曲を改変した曲は本来なら編曲

の表示があってしかるべきだがそれ

もない。滝の名前が堂々と使われ、

その曲の方が一般に歌われているの

だ。

 

 

理由は原曲はジプシー音楽が含まれ

外国人が日本の歌でないというから。

いまの曲の方が良いという人までい

る。

 

 

でもそれは違うだろうと思う。滝は

意図して作ったのかも知れない。日

本でなく外国に通用する曲を。

 

 

原作者の意図はもうわからない。編

曲の意図も公表されていない。ただ

原作者をないがしろにする行為だと

思う。

 

 

ここではあえて編曲者の名前を出さ

ないできたが、リブログには明記し

ました。聞いたらえ!と思う大作曲

家なのです。

 

 

今後荒城の月を歌うなら原曲を歌お

うと思う。国際的に認められた名曲

を。それが原作曲者への敬意という

もの。

 

 

滝はドイツ留学するも病に倒れ心ざし

半ばでで帰国、まもなく旅立ってしま

った。さぞ無念だったろう。

 

 

それを示すかピアノ曲が残されている。

病の床で作曲したであろう「憾み」

(うらみ)という曲である。その最初

の一音をきけばわかるだろう。

 

 

歌曲もピアノ曲も日本初、稀代の天才

作曲家、たらればは禁物だが生きなが

ら得てたらたら世界に名を残しかもし

れないのだ。本当に惜しまれる。



合唱・コーラスランキング

 

 

にほんブログ村 ブログブログへ
にほんブログ村