8月23日の山田先生のレッスン生の発表会「グループEKO]で歌う曲、

フォスターの「夢路より」、

シューベルトの「An die Musik(楽に寄す)」
のレッスンを受けています。



6月21日もレッスン日でした。

やはり思うとうりに歌えない。
当日、聴いたいただけるお客さんの前でも

同じかなと思ってしまう。



事前練習ではかなり気をつけていて、

前回の練習で指摘された項目を直して臨んだつもり。

でも、前に立つと、余裕がなくなる。



結局本番もそうかなという不安が脳裏に。

歌う時の姿勢のクセ、鼻濁音、

そして8分の9拍子のブレスの遅れ、
ドイツ語発音の間違い、

カラオケマイク持ちによる発声のクセ、
よくもまあ、ボロボロと良く出てくるものです。



でも、このことは、同じミスが本番で出てくることは確実。
今のうちに矯正しておかなければ。



気になるのは、マイクなしで、
会場に声を響かせることが出来るかです。



カラオケは、マイクがあるので、しっかり歌えば声は届く。

でも、マイクなしでは、カラオケのような発声では会場に届かない。



先生からは、発声してからクレッシェンドするつもりで歌うよう指示が。
音を引いてしまわないこと。

エネルギー全開です、疲れます。



呼吸法、頭声発生、喉を詰めない(舌の位置)わかっていても、
疎かにしていたのが悔やまれます。



しかも、息継ぎはしっかりやらないと息が続かない。
ブレスのタイミングが何度やっても遅れたり、早すぎたり。

リズムまでおかしくなっている。



オペラ歌手のあの驚異的な声量と舌の回転に比べれば

学芸会のレベルではありますが、気持ちは伝えたい。



「An die Musik」はとても短い

音楽の素晴らしさに感動して称える気持ちと、

心からの感謝が詰まっている。



短い曲だからこそ、そういう気持ちを伝えるのは至難。
易しく見えて、とても難しい。


シューベルトの音楽に寄せる愛情、感謝を表現できるかが勝負。
でも今はその前の基本的なところでつまずく。

焦ります。



練習はリハーサルをいれて、後4回。
何とか、音楽を表現できるよう頑張りたい。



歌詞の意味をを調べてみました。
シューベルトの友人、 フランツ・フォン・ショーバーの詞です。



音楽に対する、感動と感謝が良く現れていると思いませんか。

そして、シューベルトの曲はそれにもまして愛情にあふれています。

粗野なとこが一つもない、優しさにあふれた曲です。



急造ドイツ語でどこまでいけるか
まあ、そんなことを言っている場合ではないのですが。

2曲とも、気持ちで歌う歌、頑張りたいと思います。




★「日本語意訳」


甘美なる芸術よ
心病める時も
人生の荒波の前にも
心に灯る暖かい愛情の光
別世界へと誘う



零れ落ちるハープの溜め息
甘く清らかな旋律
我を天国に誘う
甘美なる芸術よ
心から感謝の意を捧げん




★「ドイツ語」


Du holde Kunst, in wieviel grauen Stunden,
Wo mich des Lebens wilder Kreis umstrickt,
Hast du mein Herz zu warmer Lieb entzunden,
Hast mich in eine Beßre Welt entrückt.



Oft had ein Seufzer, deiner Harf entflossen,
Ein Süßer, heiliger Akkord von dir
Den Himmel beßrer Zeiten mir erschlossen,
Du holde Kunst, ich danke dir dafür!


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