
生検細胞をまとめてタイ送りには重大なリスクが
国内完結型・着床前診断・産み分けを叶えたいあなたへ
AMHが低いため、心配。1回の採卵で取れた受精卵が数個だけだったらどうしよう。
「だから何度か採卵して、生検細胞を貯めてタイにまとめて送って解析したい」
そんな質問がたくさん届きます。
これらを実現するためには、採卵を何度か行い、胚盤胞から生検細胞を取り出し、それを−20℃で長期保存するのですが、実は重大なリスクが潜んでいます。なぜ −20℃で、長期保存がダメなのか。その理由をズバリ解説いたします。
その理由は短期保存用だからなんです。
PGT-A(着床前染色体検査)での生検細胞の−20℃保存は、輸送や解析前の一時保管(数日~数週間)向けです。
長期保存すると、DNAの断片化リスクが高まり、解析ミス(誤診や再検査)につながる恐れがあります。これが、俗にいう解析エラーを起こす、結果が出ない、読み取れないという結果となり、その受精卵は異常なのか、男の子なのか女の子なのか分からず移植を断念することになります。
-20度保存だと細胞にどう影響が出るのか
①温度変動や氷晶形成によりDNAが徐々に劣化。
②3〜4回の採卵を重ねて1年を超えると、解析失敗率が急上昇。
③つまり、「まとめて送る」=解析できず無駄に終わる可能性が大きくなるのです。
1回の採卵で解析完結が理想な理由
①ガイドラインも短期保存前提
多くのPGT指針(PGDIS、ESHREなど)で、−20℃は短期のみ使用と明記されています。
②国内完結型プログラムとの親和性
日本国内で採卵・生検ができることで、一度目の採卵で納得のいく結果が出なかったとしても、もう一度、国内で採卵にチャレンジできる。海外に渡航する不安・手間・コストも削減できます。
③弊社独自の体制で安心送付
弊社が自社制作したPCM保冷剤を使用した専用保冷ボックスを保持することに成功。
この保冷ボックスにより、輸送コストを大幅に削減することに成功。1個からでも細胞輸送ができる価格設定を実現しています。
「採卵を増やし、生検細胞をまとめて送りたい」というお気持ち、とてもよくわかります。でも、本来の目的が“安心で確実な産み分け”なら、まとめ送りで解析精度を落とすのは本末転倒です。
まとめて送る場合よりも、一度の採卵で胚盤胞になったものから生検して1週間以内にタイに送る。そのために、個数に合わせた価格を設定。このやり方は、安全性が高く、効率的に細胞輸送を成功させる方法として、1番成功率が高い方法だと思われます。
安全・精度・安心のある「国内完結型・着床前診断・産み分けプログラム」をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。成功への第一歩を全力でサポートします!