今、お仕事でラヨーン地区にきています。ラヨーンで3日間、心が温まるような幸せなお仕事をしてきました。
ラヨーン地区、それはバンコクから車でおよそ3時間。距離にして180キロです。タイ湾の東に広がるこの街は、タイでも有数の工業地帯だという知識はありました。
「EEC(東部経済回廊)」という国家プロジェクトの中心地で、トヨタやデンソーなど日本企業も多く進出している。だから私は、もっと騒がしくて、慌ただしい場所だと思っていたんです。
ところが実際に足を踏み入れて、海沿いの道路を走っていて驚きました。いい意味で裏切られたのです。
第一印象は「道が広い」。バンコクで狭い道でのバイクに幅寄せやすり抜けに悩まされている私にとって、感動を覚えるほどでした。
そして「人が穏やか」。
ドライバーのマナーもよく、クラクションの音ひとつしない。左折でも右折でも、ニコニコ笑って入れてくれる。
ラヨーンの海は、パタヤのような賑やかさはありません。港町・バーンペーから船で30分ほどで、美しいサメット島にも行けます。でも、有名なサメット島より、ラヨーンのビーチの方が私は好き。
遠くには漁船がゆっくりと浮かび、地元の人たちが夕暮れの散歩を楽しんでいる。私は今、海に来て砂浜に座り、波の音を聞きながら疲れがほどけていくようにかんじています。
暑くもなく、寒くもない。静かな風が頬を撫でて、今、この瞬間だけは、本当に優しい人間になれる気がする。
それでも、この街のもう一つの顔は確かに「経済の要」。内陸に少し入れば、マプタプット工業団地があり、巨大なプラントや物流トラックが並びます。
それが驚くほど整然としていて、「経済」と「自然」が互いに尊重し合っているように感じました。
タイ政府が描く未来の経済構想「EEC」の中で、ラヨーンは重要な役割を担っている。
でも、海辺に立っていると、それをまったく感じさせない静けさがあります。
忙しさの中に、たっぷりと“余白”を残した街。
それがラヨーンの魅力なんですね。
車の運転手さんは道を譲り合い、レストランのスタッフは必ず「ゆっくりしてね」と声をかけてくれる。
こんなに穏やかで思いやりにあふれた街だとは、来るまで知りませんでした。
仕事で来たはずなのに、
気づけば心が洗われ、呼吸がゆっくりと深くなっていく。それが、ラヨーンという街の魔法。
産み分けにチャレンジしようと思っている皆様に。
こうやって、私達は赤ちゃんをお迎えするための幸せなお仕事をさせてもらいながら、生検の説明をしたり、契約しているクリニックの技術やドクター達の素晴らしさを説明させていただいてます。
それは、本当に幸せの’余白’。
どうぞ、まずは面談にいらしてください。ゆっくり私とお話をしませんか。
ラヨーン(海だからこそ)の海老のビスクスープ。過去1美味しゅうございました。恐るべし、ラヨーン。神が宿り、食事も美味しく身体まで癒されてしまうとは。








