今日は私事について少し書いてみようと思う。
おかげさまでたくさんのお仕事をいただいているが
一つ一つのお仕事を、丁寧に時間をかけて
対応させていただいています。
私達にとって、お客様とラインでお話しする時間。
理事長と会話する時間。
それはとても贅沢な時間なのです。
私の子供は男の子と女の子がいるが
長年の放任主義がこうじて
自分達で何でも解決していく力がついてしまった
たくましい子供達のおかげで
私はほとんど彼らにやってあげることがない。
よく言えば自立している。
結果としてたくさんの贅沢な時間が残る
つまり、時間に余裕がある。
そして私は猫を飼っている
マンション猫で外にはでたがらず
ほとんど泣くこともない
つまりは自己主張の少ない猫だから
お腹が空いた時と
遊んで欲しい時以外は
私を放っておいてくれる
結果としてたくさんの贅沢な時間が残る
つまり、時間に余裕がある。
私の家族はそれぞれ独立していて
自分のことは自分でやるという方針の集団なので
一人一人がそれぞれの特技をもち
問題を解決していってくれるので
結果としてたくさんの贅沢な時間が残る
つまり、時間に余裕がある。
ある夜、バンコクにたくさんの雨が降った。
そとは雨音に包まれていて
安全なドームの中にいるような気分で目が覚めた
時計を見ると真夜中の3時である
私はアンティークランプをつけて
かなり明るくして眠るのが好きである。
雨音の狭間に、ほんのちょっと不思議な音が
混ざっていることに気づいた。
それが猫のイビキであった。
小さなイビキをかきながら
体を丸めて、夢の中で安全に漂っている
ただ眠っているだけなのに
こちらはその音を聞きながら
幸せに包まれていった。
猫って警戒心が強い生き物だから
ぐっすりとリラックスして寝ている時点で
「ここは完全に安心できる場所だ」
って思ってくれている。
小さなイビキが、子守唄みたいに聞こえて
心までやわらかくなった。
私の心にひとつの考えが浮かんだ。
それは
猫のイビキは、絶大なる安心感の象徴だ。
今、産み分けに悩む人たちに
生検がうまくいくか考えている人たちに
着床前診断なんかやっていいのかと
考えている人たちに
面談って何を話すのだろうと思う人たちに
伝えたい。
最初に、あなたがどんなに不安で
焦燥感に駆られて夜も眠れずに焦っていても
きっと話し合える。
どうか焦らず
少しずつ
一歩ずつ
相談しにきてください。
私達は一流のクリニックと繋がっている。
最高の培養施設を利用できる。
シニア培養士という専門の培養士が生検してくれる
そこにたくせる安心は
まさに
猫のイビキなのではないかと。