
1989年、私が中学3年の時です。
OVAで全5巻「ダビデの星」が販売されていました。
レンタルビデオが流行りだし、両親はそのアニメを借りてきて観ていた。
私は、居間で観ている両親を見て驚きました。
※まず1つ目アニメを観ていたこと。(普段みていないのに。大人は見ないと思っていた。)
※2つ目、一般向けでアダルトではないようだが、女性の裸がバンバン出るし、カラミもある。
※3つ目、とてもサディスティックな内容だったから。
居間にいたのは、ほんの少しだった。見てはイケナイものだと思った。
母親は気まずくもないようで「可哀想なんだ。残酷で」
そんなことを私に話しかけてきた。
私は「ふーん」くらいは言ったかもしれない。すぐに部屋に戻った。親と性の話をするのは大のニガテだった。
レンタルは一週間だった。
両親がいない時、私は見たのだ。
※ その1、アニメだったから。(アニメずき)
※その2、エッチなのがみたかったから(笑)
その時中3で、まぁエッチなのが興味あったっちゃありました(笑)
なんでもいいから見たいというか!?
ダビデの星、タイトルからしてヤバそうな感じがしました。
サディスティックな内容は正直まったく興味がありませんでした。
主人公の達也は、小さい時に大きな館で母親が父親に縛られたり、叩かれた現場を見てしまい。母のあまりの美しさが忘れずにいました。
高校生になり、アウシュヴィッツに興味を持ちはじめます。
「人は、どこまで残酷になれるか」
ポーランド生まれの、ポーランド語を話す全てのものに慈悲も憐れみもない死をもたらす。
ユダヤ人惨殺写真の残酷さにサディズムの血が目覚めていきます。
「人間が人間を物のように扱える戦争の狂気。」
主人公は、アイドルを誘拐し監禁、強姦。孤島でハーレムを作り、言うことをきかないと海に投げてサメの餌に。うわぁ…
ムチで打つシーンもあり、全然萌えない…(笑)
私は案の定趣味じゃないな…とガッカリしながらも娯楽を求め、アニメをほぼ全部見てしまいました。
ただ、親が帰ってきたらと早送りは結構したと思います。
あと、最後の巻あたりになると作画が雑で雑で(笑)アニメあるあるですかね?
今までこのアニメを封印していた所があります。なかったことにしようって(笑)
でも実際は見てます。
アウシュヴィッツなどの収容所は1942年からの出来事で私が生まれた西暦は1974年だとすると、生まれてからそれほど前じゃないです。
恐ろしい出来事が何十年か前だなんて…
アニメではナチスが収容所でおこなったことも実験されてます。
囚人の中から一人、取り締まりの権限を与えます。
それは出世といってもよく、権利を与えられた囚人は、ナチスよりも残忍な行為をしたようです。
アニメでハーレムを作った時にそのようなシーンがありました。
主人公の達也は父親も殺してます。罪悪感は全くないようです。

猫のような容姿のせいかさほど憎めませんが、やることなすこと鬼畜です。

やはり胸糞が悪くなる作品です。
人間にある残虐性。
いやというほど見せつけられました。
残虐を行ったナチス。鳥を可愛がっていた男性がいたそうです。