
昨日から麦を入れてご飯を炊いてます。
前に購入したのが残ってました。
母と住んでいた時に麦飯が食べたいとリクエストをしましたが、小さい時に散々食べたからもう嫌だ。白いご飯がいいと却下されました。
父も小さい頃、かぼちゃばかり食べたからもういいと言ってます。
でも、じゃがいもと一緒に茹でたら旨いんだよなとも言います。
昨日はテレビで火垂の墓が入りました。盗んだ麦飯をかっこむ場面がありました。
火垂の墓を観るにはパワーをつかいます。
だから観るつもりはないのですが、テレビで入る度になんだかんだ観るのです。
昨日は後半から観て、ああ…もうダメだ…と泣きました。
ちょうど野菜泥棒が見つかり警察に行く所です。
出てきた兄が堪えきれず泣いた時に妹の節子は「兄ちゃん、どこか痛いの?お医者さん行って注射打ってもらわんと」
次のシーンは、「兄ちゃん行かんといて、行かんといて」
削られた氷を節子の口に含ませる場面。
意識も朦朧な節子が、石ころを兄にご飯だとすすめたり。
毎回分かってるんです。泣くって。
節子が亡くなり、蓄音機の音楽と共に元気に遊んでいる回想シーン。
終わったあとに「外国での評価はどうなんだろう?」そう思い検索しました。
外国人も泣いてました。この作品はアメリカが悪いとかは一切ありません。ただひたすら戦争の為に親を失い衰弱してしまう兄妹の姿が描かれています。だからこそ平等な目で国籍関係なく戦争は何も産まれない、繰り返してはいけないことだけが伝わります。
外国人の反応は、引き取った叔母さんの冷たさに嫌悪を示しているコメントが多くありました。
私が高校生の時に授業で火垂の墓を国語の先生がみせました。クラスの目立つ男女も叔母さん酷いと責めました。ただ国語の先生は、あの時代だからあの態度は仕方ないじゃないか?と言ってみんなを驚かせましたが、ああ、あれはそうかもしれないなと他の考え方をくれたいい先生だったと思います。
外国人の反応を見ていたら私も最初からみたくなりました。前からある録画してある火垂の墓を夜中に観てしまいました。
やはり号泣。ちりかみを沢山使いました。
私は祖父と住んでました。
戦争の時に兵隊になり、兄弟はみな戦死しました。
祖父は北海道が戦地だったから助かったらしいです。兄弟は沖縄に行ったらしいです。
祖父は、ちりかみも一度使ったら乾かしてまた使っていた。
なんにしろ物を大切にした。食べ物は残さず綺麗に食べていた。
こんなに鼻をかんでいたら祖父が勿体ないと思うだろう。