同じ作者である、レイモンド・ブレッグズ作「邦題、さむがりやのサンタ」も大好きです。
という訳でここから過去記事です。

この絵本の英語版を持ってます。
私が中学一年生の時に学校で海外絵本の販売があり、この絵本とシンデレラを買いました。当時はオシャレさんになった気持ちになりました(笑)
この絵本のサンタさんはどこにでもいる ちょっと頑固で偏屈そうなおじいさん。
サンタの日常が面白いです。
もう24日かと渋々起きてプレゼントを配りに行きます。帰って来たら料理をします。


美味しそうですね。

サンタも茶碗洗いは嫌そうです。渋々な顔してます(笑)

「あんたもせいぜいいいクリスマスを過ごすんだね 」と皮肉まじえで終わりますが憎めません。
この作者がスノーマンや風が吹く時を書いた人だと知るのはずっと後です。
クリスマス近くなると娘が毎年読みだします。
クリスマスツリーもない家だけど毎年この絵本を飾ってクリスマス気分を味わってます。
はい、過去記事でした(笑)
サンタにも日常があるのです。
起きてストーブをつけ、やかんを置き、沸いたら紅茶を作る。
犬や猫に餌をあげ服を着て朝食作りを…仕事に行くのでサンドイッチも作ります。仕事は大変だけど、たまにはサンタさんへと、お菓子やお酒などもひそかに用意されていています。
疲れて帰ってきたら夕飯にお風呂
夜は入れ歯を取りココアを寝室へ
入れ歯だから虫歯の心配がないのでしょう(笑)
ひとコマひとコマ丁寧に描かれており、外国の生活に文化と憧れも感じます。クリスマスケーキは日本と違い極めてシンプルです。
老人特有の几帳面さ清潔感も漂う作品となっております。