私は助産院で産みました。
産まれてすぐ母子同室。 母乳育児を推進してるところだったので、母乳を与えました。初めの二日は中々でなくて、のど渇いてないかな?可哀相なんて思ってましたが、赤ちゃんはお弁当と水筒を持って産まれてくるので三日くらいは大丈夫みたいです。
三日目には溢れるくらいに出ました。
ずっと吸うことによって出るみたいです。しかし初めてなのもあって吸わせるのも一苦労で乳首とれそうでした。 うまくできなくて辛くて。乳首の回りは裂けて血が滲みました。
本当は乳輪まで深く、くわえさせるのがいいみたいです。
母乳育児の幸せと辛さは始まったばかりだったのでした。
病院で入院したのは五日くらいだったと思います。昼間は赤ちゃんは寝ててもお客さんがよく来ました。夜は赤ちゃんは昼間とうって変わって泣き叫び、出産の興奮もあり、寝れませんでした。
退院して実家に戻りやっと寝れました。
母乳育児にだんだん慣れてはきましたが 一ヶ月くらいはやはり辛かったです。知り合いが続々、お祝いにきます。
会社の先輩が朝から夕方まで居た日には、かなりムカツキました。
先輩のお姉さんも同じくらいに出産したので、大変さはよくわかってるはずなのに疲れるから早く帰ってと、ひどいかもしれないけど思いました。
一ヶ月か二ヶ月くらいで母乳を吸わせながら母子共に寝るテクニック?を覚えたのでかなり楽にはなりました。
完全母乳だったから よくおっぱいを人に見られて恥ずかしかったです。こそこそはしてるんですが。。
そして私は、おっぱいが詰まりやすかったので、よくしこりになりました。自分で乳管のつまりをとっていましたが、六ヶ月たったある日、どうしても詰まりがとれなくシコリがとれません。
助産院で聞いた「桶谷式母乳相談室」に藁をもすがる思いで駆け込みました。
マッサージにより 詰まりが取れて、噴水のように出て、おっぱいがみるみる柔らかくなったその瞬間、嬉しくて嬉しく。今も先生には感謝してます。キツイ先生でした(笑)
後に感謝のハガキを送りました。
私は、詰まるのが怖かったので先生に言われた通り本を買い、和食中心で間食をなくしました。それでも詰まりがあると 怖くなり、食事の量を減らしました。母乳をあげているので みるみる体重は落ち、半年たつと10キロ以上落ちてました。
離乳食も始まり、いずれ終わりがきます。私は卒乳に興味あったんですが、(一気に止めず、吸いたいまで吸わせて徐々にバイバイしてく)
桶谷式母乳では断乳が絶対でした。それも一歳から一歳半くらいの間にビシッとやめる。
私は、たまに詰まるので桶谷式に子供が二歳近くなっても通ってたんで あまりいい顔されませんでした。しかし子供が産まれて二年間体調が最悪なことが多く、母がもう無理しないで母乳止めたら?といいました。
もう母乳がなくても離乳食だけ生きていける二歳の我が子。
母乳をきっぱりやめるのは私は寂しかったのです。
桶谷式断乳では、おっぱいに優しい可愛い顔を書いて、それをバッと見せてその日から与えず、ぐずったら絵本や抱っこでなだめ、三日くらいはマッキーで色が消えないように再度描き、もうおっぱいはバイバイしたと認識させる方法でした。
続く