

この独特の文字配列(笑)。分かる人はすぐにわかりますよね。
犬神家の一族のパロディーです。
アニメ絶望先生を見ていたら、あのリリックな音楽と共に始まりました。内容もまんまでした。
娘が最近、ゲオからレンタルしてくるんでついつい見ちゃいますが、このアニメはハッキリいって若い人向けに見えてそうじゃないです。
あまりにもパロディーが多過ぎます(笑)
娘の年代じゃ分からないものだらけでしょう。
犬神家はかろうじて娘は私と一緒に見ていたから、モトネタも楽しめたようですが。
ズバリいいます!
ターゲットは30代後半から40代後半でしょう。
いけないルナ先生を今の若者が知ってますか?
オープニング曲に大槻ケンヂを起用したり、次はローリーだなんてもう確信犯ですよ。
中年層で、しかもある種の人達の琴線をくすぐってます。
ぶっちゃけ私は、アニメは自然と見なくなっていたんです。
「アニメは子供のもの」そんな団塊の世代の古い思想が、団塊ジュニアに教え込まれてます。しかもアニメは悪いもの。あまり見ちゃいけません!
と、スネオのママみたいのが口うるさかった時代でもあります(うちの親は違いましたが。そもそも団塊の世代より上です)
名探偵コナンやスラムダンク辺りから、私は若さを感じ、ついていけなくなっていました。
すっかりアニメは見なくなっていたのです。
ドラゴンボールも最後あたりは見てません。
漫画も最近のには、めっきりついていけなくなり以前から読んでいたのなら新刊が出れば買う程度でした。
子供が産まれてからは絵本を見せたり読んだりNHKの教育番組をみせたり、アニメといえば段々子供が成長したら、テレビでちょっと見る程度でした。
でも子供が、小学生くらいからイマドキと呼ばれるアニメを見るようになります。
東北の震災後から釧路にもテレビ東京がうつるようになったのです。
深夜アニメが沢山入り子供は録画してました。
「俺の妹がそんなに可愛いわけがない」
な、なんなんだそのタイトルは!?
イマドキについていけない中年女性。
でも見たら面白いことは面白いんです。
制作側も力を入れているのが分かります。
特にシャフトの作品は大人でも十分観賞に堪える作品が多かったです。
今ドキ文学少女のカリスマ西尾維新の物語シリーズは、「アニメは子供のもの」などという思想を打ち砕きます。
確かにいい大人がアニメを見ていると聞くと、え!?って思ったことがありました。それも懐かしいのではなく最近のとか
子供もいないのに、自主的に見てるなんてと正直思ったこともありました。
でも今のアニメは、ヘタなドラマやバラエティー番組見るよりずっと面白いものがあります。
美術面も素晴らしいです。
きっと私のように、アニメを見てきた世代が、今のアニメを楽しんで作っているのだと思います。
古い価値観で固まっていた私に、新しい風を入れてくれた娘には感謝しています。
しかし、おじゃまんが山田君のパロディーしたって若い人はわからんだろ(笑)中年サービスなのか?はたまた制作側の遊び心か(笑)
