二十歳の微熱 | なないろDreamer

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二十歳と書いてハタチと呼ぶ、映画「二十歳の微熱」1993年作品・監督橋口亮輔
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それこそ私がハタチくらいの時に、たまたま夜中にテレビで入っていたのを録画しました。

二十歳の袴田吉彦が主演しています。
確か袴田くんは私の一つ年上だったと思います。

その頃、私はJUNONボーイから出てきた袴田くんのファンでした。友達に好きな芸能人は?って聞かれたら袴田吉彦って答えてましたね。

この映画を見て好きになったんじゃなく、その前から好きだったのかは忘れてしまいました…。

高校生の頃に好きだった男子に、どことなく似ていたんです。。

この映画は袴田吉彦が出ていなければ、多分私には価値がないような映画だったけど、変に印象に残る映画でした。タイトルも良かったかも…。

まず袴田吉彦が特にゲイでもなく、お金に困っている訳でもないのに男性に身体を売っている大学生です。ガールフレンドも確かいました。

高校生でゲイの男の子は袴田くんのことが好きです。遠藤雅くんが演じてますが、結構可愛いです。
なんか切ないんですよね。袴田くんは冷たいような、そうじゃないようなよくわからない感じだし。

しかしこの二人が並ぶと美しいです。BLには興味ないんですが、この二人なら絡みもみたいような(すいません笑)
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最後は、客に二人がホテルに呼び出されて「抱き合ってみろ」とか言われるんですけど、高校生の男の子は袴田くんとのチャンスかと思いきや、泣き出すんですよね二人して。

客のオヤジには怒られるし。(そりゃあ白けますもんね)オヤジと書きましたが、30代くらいかな(笑)結構優しいんですけどね。ビールすすめたり。

見てからうん十年経ったけど、記憶に残るシーンでした。
あまりいい気分はしないんですけどね。
泣いちゃう複雑な気持ちがハタチの微熱なのかな…

袴田くんが何考えてるのかまったく分からない映画でしたが、また見たいような…でも憂鬱になる映画だから見たくないような…でも当時の彼は綺麗なんで、それを見るだけでもいいかもしれません。