ミュートマ | なないろDreamer

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下駄履きの生活者ブログです。

私がバービーボーイズの洗礼を受けたあと聴いたのがザ・ブルーハーツでした。
中学一年生の時でした。
まだ初期の頃で、借りてダビングしたテープには、レストラン・ロクデナシ・ロクデナシパート2・リンダリンダ・君のため・世界の真ん中・ダンスナンバー・未来は僕らの手の中・マーシーが歌うチェインギャング などが入っていました。

やはり歌謡曲とは違うパンクロックに、歌詞にすぐのめり込みました。

友達と学校行くときに「パパ、ママおはようございます 今日はなにからはじめよう テーブルの上のミルクこぼしたら…そしてナイフを持って立ってた そしてナイフを持って立ってた」と歌っていました。

レストランは可愛い音程とは違って歌詞は「レストラン、レストラン、レストランに行きたい カツ丼 サラダ…冷や奴 おなかいっぱい 明日保健所がきたら連れられちゃうよね 僕たち ワワワン! レストラン レストランに行きたい…明日どこかの交差点でひき逃げされちゃうかも~ワウ~ン!みんなが笑ってる…」
野良犬に自分達を例えてるようでした。まだ売れる前の話なんでしょうね なんだかせつないです。

ロクデナシパート2(ギター弾きに貸す部屋はねぇ)も…
「ロクデナシなしに貸す部屋はねぇ ロクデナシなしに貸す部屋はねぇ お~ 僕の着てる服が気にくわないんだろ 本とは僕のことが羨ましいんだろ……… 」
最後の羨ましいんだろがいいですね。
この歌の「今の若者は個性がなさすぎる それを聞いて僕ら一同大笑い個性があればあるで抑えつくすくせに」という歌詞が印象的です。私は比較的真面目な中学生でしたが、世の中はビーバップハイスクールなどが流行っていたヤンキー時代です。
私は不思議ちゃん路線な感じかもしれないですね。(自称ナゴムギャル)自分なりにオシャレはしてましたが、まぁ地味でしたね。大人しい感じでしたが、ブルーハーツの歌詞に共感してしまう少年少女の一人でした。
ロクデナシもいいんですよね。ロクデナシ2がスローな感じに比べて1の方はスピード感があります。

「痛みは最初のうちだけ 慣れてしまえば大丈夫 そんなこと言えるアナタはヒットラーにもなれるだろう」
フラれた時、辛いのは最初だけだからって言われたな…
「生まれたからには生きてやる」
こういう歌詞って不安定な思春期には励みになると思います。
「役立たずと罵られて、最低と人に言われて、要領よく演技出来ず、愛想笑いも作れない…うまい具合に世の中とやっていくことが出来ない」
なんだか自分のことみたいです(泣)
「全ての僕のようなロクデナシのためにこの星はグルグルと回る」
ダビングしてもらったのだったせいか、レコードが音飛びしたらしく、グルグルと二回入ってました(笑)
グルグルとブチッ!グルグルと回る~♪(笑)

世界の真ん中は、本当凄い歌で「朝の光が待てなくて 間違ったこともやった…川の流れの激しさに足元が震えている」聴いていて涙しました。

ブルーハーツも一度コンサートに行きました。中一の時です。
バービーが好きな友達と三人で行きました。
最初はブルーハーツのコンサート、ちょっと怖かったんですが行ったらそんなことなかったですね。タテノリでした(笑)

そして世はバンドブームと呼ばれるようになっていきます。
私はミュージッククリップ集が流れている番組「ミュージックトマトジャパン」を見るようになりました。
司会とかは居なくて、たまに「ミュージックトメトジャパン!」と言っている感じです。
とてもオシャレな番組だと思いました。

ブルーハーツの「キスしてほしい」がよく流れていたような記憶があります。

まるでみんなの歌で流れるようなアニメーションでした。YouTubeで見たらそれらしいのがあったので貼っておきますね。
キスしてほしい YouTube
ブルーハーツはヒロトの声や、ストレートに響く歌詞が好きでした。

初めて買ったCDシングルはブルーハーツのラブレターでした(笑)