そう、時はバンドブームです。
私は中学三年生ですね。北海道には入っていなかったイカ天が放送されると知り、私は浮かれてました。なにかの雑誌で見て、気になっていた番組だったからです。
タイトルはマサ子さんが歌っていた「雨にヌレテモイーヤ」です。カバー曲だとは最初、知りませんでした。
一つ前のブログで、私は不思議ちゃん系かも?と書きましたが、マサ子さんのような服装が好きでした。

マサ子さんは不思議ちゃん系でした。
私は服装など影響を受けたと思います。くすんだ色の服、衿が幼児のように丸いデザイン。ちょっと上手くいえませんが(笑)でも髪型は斉藤由貴みたいにポニーテールでした(笑)
性格は不思議ちゃんではないとは思いますが…
頭のネジが一本取れているとたまに言われます、でも私はいつも本気(マジ)なんです。いわゆる天然扱いされたりもしました。でもそれは一人っ子特有のおっとりさなのかもしれません(本当か?)
それに天然は「魔性」なんです。
怪異よりも、よっぽど「妖怪」じみてるんです。
……話はマサ子さんに戻りますが、私は中学生の時に札幌に出来たイカ天ショップに足を運びました。
夜行バス、スターライト号に片道8時間は乗りました。夜行バスだからやたらゆっくり走っていたような?
イカ天ショップでイカ天バッジや、マサ子さんのCDなどを買いましたね。
「つちのこ男爵」です。

雨にヌレテモイーヤはカバーでしたが他の曲はオリジナルで、いい曲が多かったです。
[DEVO]というビーボより美味いのはビーボだけみたいなタイトルの曲は「金魚を持てばたたずむ少年 耳クソほじってでぶりんちょ ラーメン作ってよ 手を洗ってないや それならさよならえんがちょだ~♪」
と言った早口な歌でした。どこかノスタルジック。
[知らぬ世界]はかなり好きでしたね。 「目からウロコが落ちそうだぁ。さても知らぬ世界 知るも知らぬも世♪」
[車からみてね]も良かったです。
「君の影を抱きしめて 僕は鍵を開けて閉めて開けて閉める 仕方がないから人の作った乗り物で僕は行くよ だから君も車からみてよね」
最初は語りのようです。中学生の時に聴いたから良かったのだと思います。今、マサ子さんを知ってもそれほどのめり込まなかったでしょうね。中学生の時に知ったから今でも好きです。
[PSYNOMEY]は一番好きですね。
「墓場でもしも君に逢えたら犬のふりしてワンと鳴けばよし
そしたら君はサルのふりして自由自在に飛び回ればよし
オニの住家と恐れていたら あなおそろしや ここは我が家か
ここが何処かも知らぬ時より今より 知った今では全てがしのぎ
だれもがしのぎ いつかはしのぎ どこかでしのぎ みんなでしのぎ
展望…抱いて 大空をしのぎ 三日月を仰ぎ 過ごす時は悦
大海をまたぎ 見えぬつの隠し 優越… つくつすすは悦」
マユタンとサブリナのツインボーカルが淡々と歌ってます。
本当に不思議ちゃん!?凄く考えて作られています。でも不思議ちゃん系の人は精神的に不安定な人が多いのです。
マサ子さんのメンバーは若くして何人か亡くなっています。サブリナさんも…イカ天が武道館ライブをした時にサブリナさんの歌声は震えてました。
本当は普通の女の子だったかもしれませんね…?