幻のチョコレート | なないろDreamer

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下駄履きの生活者ブログです。

私が三歳か四歳くらいの記憶です。
家の薬箱になんと板チョコが入ってて、母に断ることなく食べました。
その頃は昭和50年代、食料に飢えるなんてこともなくなり、ほぼ安定した暮らしを国民はしていた時です。

チョコレートは珍しいお菓子ではなくなっていた時代ですが、私はその時凄くうれしくて(薬箱にあったしチョコレートの形をした薬ではないか?と思って)小さいながらも覚えてました。

ずっと母には話していなかったのですが、大人になり[何故チョコレートが薬箱にあった]のか聞いてみました。
母は薬箱なんかには入れていた記憶はない。と、まったくわからない様子でした。私もあまりにも幼く、記憶違いだったのか…と曖昧になってきました。

私はネットで[チョコレート薬]と検索すると、驚きの事実に出会いました。
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虫下しのチョコレートが昭和二十年頃から発売されていたのです。
一番有力な説になってきました。
私は虫下しチョコを食べたのでしょうか…?謎です。


噫噫…幻のチョコレートよ。
今でも記憶は甘いままで…。