どうにもこうにも、
とある営業のメールやコメントに腹がたちまくって、電話した。
私はたいがいの行き違いは耐えられる(つもり)だし、あらゆる角度から検証してみる。
だけど、ある営業はあまりにも、私の心を傷つける。
本人とは長い付き合いだ。
通り一辺のやり取りで済ませた人ではないし、悩みも聞き、喜びも分かち合った積み重ねがある。
ある程度の癖も知っている。
その癖とは、、
『文面が言葉通りすぎる』
というもの。
実際に話すと親切丁寧で誠実に言葉を選んでとつとつとコミュニケーションを図る。
だから、文面がそうなるのは理解しているが、あまりにもナニかを省略しすぎている。だから、本人の「真意」を確認しようと電話を鳴らす。
トゥルル‥‥‥‥‥‥
出るまで鳴らしてやった(笑)
途中でメール。
今、電話がとれません。メールにしていただけますか?
イヤだぜ!!
取るまで鳴らす。
私は怒ったのだ。温厚なふりができる休火山が噴いたのだ。
しぶしぶとりやがった。
『あの一連のメールは、どういう心境で送ったの?』
『あなたの言ってることは正しい、ただ、私はもう深く傷ついた。。すべてをほっぱらかして、スマホを真っ二つにして、事を大袈裟にしようと思うほど傷ついた‥』
『すいません。。
ついつい上からやんのやんのと滝のようなメールの指令が降りてきていて、そこで、つい、指示通りに出来ていない仕上がりをみると、それを正したくなってしまうんです‥』
『指示通りには出来ないのは、現場の店長さんと相談の上だし、指示の基本だけは外さずに、資材の無駄を出さないようにやりました。それは、私は一番長く世話になってる企業だし、好きだし、それから営業が返品になって苦悩しているのもわかるから、そういうキモチで必死で廻って、頭使って仕上げた。そのキモチをあなたのメールの一言がすべて破壊する。やっぱり喋るといつもの〇〇で、あなたは親切で丁寧で誠実に言葉を選んで伝えようとする‥それはわかった。
だから、もう少し、文面を考えて欲しい。
今後、私の間違いを指摘するときは電話にしてほしい‥
じゃないと、私は〇〇に殺意を抱く(笑)』
長い付き合いである。。
彼が中途採用で入社してきたのが20代後半、
それから小さい部署だったこともあり、色々語り合ったり、協力しあったり、揉めたり、助け合ったりした歴史がある。
ただ、今、気づけば組織は大きくなり、正社員と私たちパートは分社化され、ITで管理され、動物の赤ちゃんがじゃれあうようにほのぼのした『無駄な時間』が取れなくなった。
取れなくなった変わりに現れてきたのは
『二極化の対立』
あっちはこう、こっちはそうだろ?
と、語りあえずにお互いの批判をひっそりとその胸に抱きながらやりとりをするために、いちいち棘が目につく。
〇〇は今置かれている、厳しい胸のうちをとつとつと語る。そして私たちへの不満が出ている話など。
だからどうしても文面が攻撃的になってしまって申し訳ないと。
なあ、〇〇。
こんなふうにたわいもない話ってそういえば、ずっとできなかったよね。。分社化されて。
やっぱり、大事だよね。
思うように動いてくれない‥と思うならさ、今、話したような事を素直にさらけ出したほうがいいよ。こんなに大変なんだと。だから皆さんの力を貸して欲しいんだと。真四角の指示をいくら厳格に強化していっても、女性の心は離れるだけ。さっきの私みたいに。
そうですかね?‥
そうだよ。さっきの〇〇の話を聞いたほうが一万馬力、いっちょ頑張るか!ってなると思う‥
なあ、〇〇、内部で対立してたらアカン。そこはもう崩壊していくわ‥
手を取り合えるようにやっていこうよ♪
そうですね♪
だから、ムカムカした時にメールしたらあかんよ。その時は電話にすること。
あんたのよさは電話のほうが伝わる。
そういう熱い結論で、仲間愛を確認(笑)
は~私の傷ついたことで噴火した怒りは、跡形もなく消え失せ、ああ、話せてよかったな♪と、えもいわれぬ充足感に満ち溢れたことは不思議でした。
会社の携帯は6プラスですが、プライベートはまだガラケーを使用しているため、ラインというものをしないけど、ラインでのトラブルってこんなんなんやろうな‥ってちょっとわかった。
やはり、話をするって、本当に大切な原点ですね♪