私を泣かせてください~ヘンデル~ | シン・135℃な裏庭。

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今日は会社の事務員さんの送別会ランチだった。

普段、私は直行直帰の仕事の為、それほどゆっくりお話する機会はあまりとれない。


彼女は30ギリギリ手前くらいで、辞めると聞いたときは、寿か、キャリアアップなのかな?と思った。


見た目は今時のアラサーさんですごく可愛い。


挙動はおっとりとボンヤリしているため、軽く白けた感じの生活をなんとなく過ごしているのかな?くらいに感じていた。

『どうしてやめちゃうの?』


と聞いたら、


『教員試験を受けていて、実習が入るため、どうしても続けられないんです』


と、きた。。☆


驚いた。。☆


聞けば、四年前から大卒の資格と平行して教員の勉強を続けていたのだと言う。


『どうして先生になろうと思ったの??』


『子供の…子供の、、幸せに携わることがしたいのです』


と、控えめだけどはっきりと答えた。


毎日、フルタイムで仕事を終えた後、コツコツやっていたらしい。


突然、目覚めて始めたら楽しくて仕方ないらしい。


彼女はいつもおっとりとニコニコしていて、


あ~こういう人が小学校の先生なら、ステキだろうな。☆と感じた。


何より動機が純粋だった。


もちろん、受かるか受からないか厳しい門のようだし、


なったらなったで、理想と現実の落差はすごいと思う。


だけど、清らかな理想があるのとないのとでは、歩む道は全然違うと思う。


合格できなくても、またチャレンジしてよね♪


と言うと


『勿論です』とニッコリ手を振った。


この人、先生になって欲しい。☆


そう祈りながら、手を振って別れた夕暮れだった。




題名の「私を泣かせてください」は、なぜか朝からずっとローテーションしている大好きな曲☆