暑くなってきたから、ここいらで、少し涼しくなるお話でもいきましょうか…
あれは、、子供が小学生の時。。
息子は、小さい頃から少し不思議な事を言ったり、見えたりしていたようでした。
まあ、小さい子というのは大概こういった視界を持つもので、息子だけの特殊能力でもなんでもないとは思います。
ある日、
さぁ。もう寝るから、おしっこしておいで♪と、トイレまで一緒に歩いていました。
通過してトイレの電気をつけるだけだし、寝るからと、そこの辺りの電気はつけなかったのです。
突き当たりに、姿見を置いています。
トイレの横です。
と、突然、本当に突然!
『ぎぃいゃやああぁ―!!
なんかおる!なんかおる!
ママ!!なんかおる!!
ぎぃいやあぁああ―!!』
と、鏡を見ながら叫んでいるのです!!!
後ろからついていた私を鏡ごしに見ながら泣き叫んでいて
まさに腰が引けたような体勢でフリーズしているのです。。
薄暗い鏡に写っていたのは
私と息子だけ…のはず。
『ママ!!なんかおる!なんかおるって!!』
母の愛というものは、無償で、命懸けで、なにがあっても子供を守る。☆
ムリ!!!
まじムリ!!!!!
恥ずかしい話。
あまりの恐怖で一歩も動けんかったとです。。
腰が引けて、フリーズしてしまい、微妙な距離を保つ母と息子を
鏡は容赦なく写しこんでおりました。
前かがみ親子の私たち以外に??
誰か??
『わぁ―――――ん!
ママ、なんかおる!!
ママ!パンツになんかおるって!!』
は?パンツ??
がしがしの身体のまま、よくよく話をきくと。
パンツの中でなんか動いてる!
と、表現されております。
あわててパンツを脱がしてみたら、
ちんまいちんまい蟻さんが、驚いたようにうろうろとパンツの中を旅しておられました。
(´∀`)
私は、この日から、母の愛についての伝説は
かな~~~~~り敷居を下げて生きることにしたとです。。
ムリなもんはムリ!!
皆様もハードルは低く設定いたしましょう(笑)
