朝トマトとほおずきとおばあちゃんと。 | シン・135℃な裏庭。

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トマトの横に、植えてもいないほうずきが生えているのです。☆


謎だ~~~~~


路地道側に面したこのイタリアン農園(鉢四個)の、トマトとほおずきを眺めていると、


小学低学年の頃、毎年夏休みに、兄と二人でお盆くらいまで別府のおばあちゃんのうちで過ごした日々が甦ります。☆


路地道の古く小さい二階建てアパートの大家さんで、下のはしっこに住んでいました。


猫の額ほどの庭には、ほおずきや朝顔などがぎっしり。


小さなタイルでできた水場があり、毎日、泥と汗でぐちゃぐちゃになって帰ってくる兄をタライにのせて素っ裸にして、ジャージャー洗ってました(笑)


それを、アパートから半身出して、冷やかしているのんきな住民(笑)


腎臓の弱いおじさん(おばあちゃんの息子)の為に、毎日、お手製のトマトジュースを作ります。

あの頃…トマトが一番キライな私は、不思議とおばあちゃんのトマトジュースだけは美味しく飲んでいた。☆


家に帰る前くらいに(お盆のころ)


よく、ほおずきで人形を作ってくれた。☆


といっても、中のオレンジの実を頭に見立てて、袋の部分をひっくりかえしてドレスにしているだけだけどね♪


なぜか記憶に残ってる。☆


おばあちゃんは、気性の激しい働きモノで


戦争前は、お手伝いさんが何人もいるうちのお嬢だったようで


気位の高い賢い女だった。☆


極楽トンボで朝から脱走して夕方まで帰らない兄との攻防戦、茶番劇は、アパートの住民と私の娯楽☆


(´∀`)




こんな夏の朝、イタリアン農園を眺めていると、あのときの別府を旅している。☆


もう、毎日が溢れてとまらないほど愉しくて。☆

路地道が好きなのは、そういう記憶があるから♪


農園の名前…変えようかな?


『〇〇アパート農園』にしよう。☆


(〇〇というのは、名前です。)


あの狭いアパートは、私の夢のお城だったな~







*本日は24節気の大暑です。


「暑熱最も甚だしいという意味で大暑という」


本日の日めくりカレンダーより。


子供の頃は、平気で遊んでいたよね~


あまり、大事大事とせずに(笑)ご自愛下さいませドキドキ