光と影の世界。☆ | シン・135℃な裏庭。

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近所の博物館前を自転車で走っていたら☆







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なぬ―――――――!!


やったビール



大好きな藤城清治さんの展覧会が近々開催ドキドキ



藤城さん。


私くらいの年代までの方は、おそらく潜在意識にしみこんでいるかと。


カルピスのコマーシャルやNHKのみんなのうたとか、子供番組の挿絵や劇などね、、


影絵の。


あれが、好きというか、こわいというか、強烈に記憶に残っている。


ある種の哀しみさえ伝わるような。


藤城さんの展覧会は数年前に長崎でみたんだけど

原画はそれはそれはすごかった!


ナニがすごいかってあーた!


あれは、切り絵なんだすあせる


葉っぱや細かい光の具合まで計算してカットしてる。


いったいぜんたいこれはど―なっとるの!?


という何層もの光の立体感。


凄まじい職人芸♪



そんな作品の中でもやはり一番すごいのは、



『鎮魂』シリーズ。


*すいません、勝手に鎮魂シリーズと呼ばせていただいております。


原爆や、東北大震災などの作品でしょうか。


影絵でしか表現できない『光と陰』の鎮魂歌。



幼き日、好きだというよりその恐ろしい雰囲気のほうに魅了された意味がわかるような感じがいたしました。



偉大な芸術とは、鎮魂とさ迷う魂を光の国へ還して差し上げる力を持つものなのでしょう。



藤城さんが、東北の海の中に入ったまま、何時間もスケッチをやめず、お弟子さんが黙って日傘を差していた後ろ姿の写真を見たことがあります。


強烈でした。。



そういった意味で、創造者というものは少し、巫女のような性質を持つのではないかと。


そんな風に胸を震わせるのです。






春休みは避けて、人の少ない日にふらりと見にいきます。



作者や作品と感応したいからです。☆